【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第35節 ユベントス対ヴェネツィア
ヴラホヴィッチ(79分までプレー) 【5】
何度か縦パスを収めて攻撃のポイントとなったが、ヴェネツィアのCBカルダーラの徹底マークに苦しみ、前を向いてプレーする機会はほとんど与えられなかった。味方のサポートが少なかったことも改善点と言えるが、元ユベンティーノのDFを攻略するのは簡単なことではない。
モラタ(69分までプレー) 【5.5】
背後からのマークに悩まされ、チームメイトのサポートも少ない。ヴラホヴィッチと同様に前線で苦しい戦いを強いられた。時に左サイドに開いて幅を使った攻撃を展開するも、クロスボールは味方に合わず。31分には“満を辞して”ボックス内右で勝負に出たが、シュートはゴール左へと逸れていった。
A・サンドロ(58分から出場) 【6】
前半に好プレーを見せていたペッレッグリーニに代わりピッチへ。終盤にはサイドを崩しに掛かる相手を冷静な対応で抑え切った。
ディバラ(58分から出場) 【6】
ベルナルデスキとの交代でピッチに入り、中央から右サイドにかけてスペースに顔を出し味方からボールを引き出した。ビッグチャンスこそ作れなかったものの、テクニックで相手を翻弄し、勝利を確実なものにする上で効果的なプレーを見せた。
キーン(69分から出場) 【6】
苦しんだモラタに代わりピッチに登場。サイドで勝負するシーンもありつつ、終盤には最前線でボールを運ぶ役割をこなした。また、敵陣でボールホルダーにプレッシャーを掛ける献身的なプレーも見せている。
アルトゥール (79分から出場) 【採点なし】
足首のケガが回復し、ミレッティに代わって3試合ぶりのピッチへ。際立つプレーはなかったものの中盤でフィルター役となり勝利に貢献している。
キエッリーニ(79分から出場) 【採点なし】
ヴラホヴィッチと交代し、守備強化のために出場。キエッロの「職人技」とも言える駆け引きで、最後の約10分間、相手の攻撃を跳ね返し続けた。
アッレグリ監督 【6】
最下位のヴェネツィア戦もアンバランスながら何とか勝利。今節こそは、とチームに無失点を求めたが実現はしなかった。それでもセリエA初先発の18歳ミレッティが好パフォーマンスを見せたことは大きな収穫となっただろう。スクデットは限りなく不可能に近い状況だが、5位のローマが引き分けたことで、目標のひとつに掲げていた来季のCL出場権は手中に収めている。