【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第35節 ユベントス対ヴェネツィア
ベルナルデスキ(58分までプレー) 【6】
試合開始早々に右のハーフスペースを使ってPA内に侵入。切り返しで相手を交わす際に足を引っ掛けられたがPKはもらえなかった。それでも直後のプレーでDFハプスのファウルを誘いFKを獲得。それが先制ゴールに繋がっている。攻撃フェーズでの勢いは長くは続かなかったものの、交代するまで献身性を見せた。
ザカリア 【5】
試合開始早々にボックス内まで走り込みボレーシュートを放ったが、大きく枠を逸れた。そのプレーが1番の見せ場だったか…。24分のチェッカリーニへのタックルは至って危険で、大事に至らなかったことがせめてもの救い。失点時には足を止めて中央のスペースを空け、視界に入っていたはずのアラムに自由を与えてしまった。疲労感は隠せず。
ミレッティ (79分までプレー) 【7.5】
将来を嘱望される18歳がセリエA初先発。初とは思えないほど気負うことなく中盤から前線にかけてテクニカルなプレーを連発し、セットプレーでは先輩たちを差し置いてキッカーを務め、精度の高い右足でボヌッチのドッピエッタの起点となった。状況判断に優れ、プレーのテンポも良い。試合をとおして才能の片鱗を見せたことは間違いないだろう。何よりも強心臓の持ち主であり、これからのビアンコネーリを背負って立つ存在になるかもしれない。この試合が、今後も続く彼の“夢”の始まりとなりそうだ。
ラビオ【5.5】
ボールの奪取力だけでなく、持てば相手を交わして前進する推進力もあった。とはいえパスを出すタイミングが遅れ、相手に奪い返されるシーンもちらほら。1-1とされたシーンではボールウォッチャーとなり、アシストを記録したD・ペレスをフリーにしてしまった。なかなか高パフォーマンスの波に乗れないところは、まるで下手なサーファーを見ているようだ。