ピルロ、ローマとのドローに「一歩後退だが、ユベントスはまだ構築段階にある」
2020/09/28
Reuters UK
――数的不利な状況の中でチームは見事な反応を見せましたが、あなたの戦い方の全体的なクオリティが、前節よりも一歩後退したと言えますか?
「たしかに、前節の出来よりも一歩後退したとは言えるけれど、我々のチームはまだ構築している途中なんだ」
「残念ながら、プレシーズン中に色々なテストをする機会が無かったから、これらの試合は全て、ある特定のポジションにいる選手たちの状況を見るためのテストになっている」
「そうは言っても、我々は勝ち点1を手に入れたね。試合の途中から入った選手たちは、上手く試合に入れたよ」
「まず、バルセロナから加入したアルトゥールは、約6ヵ月間も実戦から離れていたってことを忘れてはいけない」
「それに、昨季にほぼ全ての試合に出場していた(ロドリゴ・)ベンタンクールは、万全な状態でシーズンをスタートさせたわけではなかったけれど、だいぶ調子が戻ってきたね」
「だから、大事なジョカトーレであるこの2人のコンディションが、もう少し良くなるのを待たなければいけないんだ」
――前節に比べて、(デヤン・)クルゼフスキと(フアン・)クアドラードのポジションが変わりましたね。
それに加えて、前節にはいなかったFWのアルバロ・モラタも起用しましたが、この3人はあまり上手くフィットしていなかったように感じられました。その点はどうお考えですか?
「前線で1対1の状況を生かしたかった。ローマが攻撃時に多くの選手たちで攻めてくることを分かっていたから、我々のチャンスに前線の選手たちで勝負しようと思っていたんだよ」
「あまり上手くは行かなかったけれど、結局のところ我々はクオリティーのある選手たちが多くいるソリッドなチームと対戦しなくていけなかった」
「むずかしい状況が生じる可能性があったのは把握していたよ」
コメント
クアドラの左WBは他に起用できる選手がいないからかな。
フラボッタはU23やUCLのこともあってまだフルでは起用できないし、評価中ということなんだろう。
誰か一人両サイドできる人を忘れてるような…。
クルは2列目がいいね。ラムジー、アルトゥールは良かった。
ボヌッチは守備軽い。シュチェスニーはもっと評価されていい。
まだどうこう言うには早過ぎるけど、中央固められると打開策が少ない。
ボヌッチのフィードも出しどころがなくて少なかった。
内容は昨シーズンに比べてビハインドでも期待感があるから後退してる感じはないかな。
でもボヌッチの守備はまずい。
中盤はずっとダブルボランチ適正のMFばっかりだな。
ピャニッチも含めてトレスボランチはうまくハマらなくてアッレグリ最終年やサッリも扱いきれてない。
この辺の違いが見られるのも今シーズンは楽しい。
いろんな選手や起用方法が見たくて面白いな。
一歩後退と言う必要はない気がしますけどね。
個人的にはディフェンスとセンターハーフは要修正と思ってたので、それより優先してクアドラの左をテスト=誰かの移籍のサインか?と思いましたが、ベンタンアルトゥールのコンディションが理由なら、納得ですね。
テストもいじり過ぎずにコントロールしながらやってるように思いますので、クアドラが左で両ワイドが逆足はきついってのがわかっただけで、一歩進んでると思いますけど。
まあ、ローマの層の薄さに助けられた面はありますが、悪くないんじゃないでしょうかね。ナポリ戦は攻め上がるサイドバックを左右逆にするテストが見たいですね。