“至宝”バッジョ、ユベントスの“宝石”ディバラに「信じられないほどの資質を…」
2019/10/14
Trivela
「自分自身も万全のコンディションだった。年齢的にも最後のワールドカップになることは分かっていたからね。出場したどの大会も優勝に近づいたが、優勝候補に敗退を喫した」
「あの大会でリベンジの気持ちが強かったからね。だが、トラップ(トラパットーニの愛称)は僕を招集することはなかった」
「失望したよ。フットボールの世界から身を引くことも考えた。カルチョへの情熱を失ったのは確かだった」と失意に暮れたことを明かした。
バッジョは2004年に現役を引退。最後のピッチとなったサンシーロでは途中交代の際、スタンディングオベーションで見送られた。
記者から現在、ユベントスの背番号「10」を任せられているFWパウロ・ディバラについて問われると「彼は信じられないほどのクオリティを秘めていると思う」
「だが、ビアンコネーロの『10』を背負うジョカトーレは物事が巧くいかないとき、しばしば困難な状況に立たされるんだ」と自身の経験をもとに後輩にエールをおくる。
つづけて「(マウリツィオ)サッリはどこでも美しいフットボールをみせてきた。だが、彼の戦術がチームに浸透するには時間がかかると思うな」と分析した。
スパイクをぬいで15年経った現在でも世界中に根強いファンがいるバッジョだが、ユベントスの動向には目を光らせているようだ。
コメント
ディバラ本人がユベントスでデルピエロのようなキャリアをのぞんでいるのが救いですね。
当時、ビアンコネーロのユニホームを身に纏っていたロビーのプレーを観たのをきっかけに、セリエAの虜になりました。