J-JOURNAL 7周年企画「実況者としての矜持」 北川義隆さん登場!
――イタリアには弊社のような単一メディアが数多くあります。我々はそのようなメディアに感銘を受けました。
日本には依然として弊社のようなメディアが少ない現状ですが、カルチョを長年見続けている北川さんのご意見、アドバイスなどがあれば是非お伺いしたいです。
7年は純粋に凄いと思います。J-JOURNALさんは「僕も万が一見落としているネタがあるかも知れない」と思って拝見しますし、ほかのアナウンサーも見ていらっしゃると思いますよ。
じゃないと、情報が取れないと思いますしね。
それに正確か、正確じゃないか、の判断って長くやっていないと身につきませんし、情報を精査する目も付くじゃないですか? サイトを拝見しているとそう感じますよ。
――それは嬉しいです。
じゃないと話せないアナウンサーもいるはずですよ。あと、情報が速いですよね。
FWモイーズ・キーンの移籍も僕と対して変わらないタイミングで記事を出していましたよね?
僕はかなり早い段階で知っていましたけど、J-JOURNALさんも似たようなタイミングで情報を出していたので「凄いなぁ」と思いましたよ。
そういうことも含めて、ほとんどのアナウンサーの方は見ていると思います。
――おこがましい話ですが、ときどきそう感じるときがあったりします…。あれ? このフレーズ、僕が書いた記事のタイトルじゃないのかな、とか…。
それって、長く続けることの良さですよね? 日々の積み重ねというか、1日に100は無理でも、7年になり、10年になり…。
なかなかないサイトですからね。多分、〇〇さんは見ていますよ(笑)
――僕も絶対に見ている、と思っていました(笑)。
ほかのアナウンサーもユベントス戦を実況するときはJ-JOURNALさんのサイトを見ないと、分からないと思います。
英語訳のサイトはありますけど、大事なところ抜けていたりしますし、まずイタリア語が分からないと、厳しいはずなんですよ。
それに7年もやっていらっしゃるわけですから「信憑性が高い」と思われているはずです。
――ありがたいですね…。
だから僕はJ-JOURNALさん以上のネタをつかまないといけませんし、「J-JOURNALさんでもここまでは分からないだろうな」と思うニュースを現地の記者を伝って、視聴者の皆さまに満足していただけるように励んでいます。
――それをやられたら、我々はもうお手上げ状態です(笑)。
でも、J-JOURNALさんには今後もずっと続けて欲しいですし、素晴らしいと思っていますよ。
【了】
今回の対談も【動画】「CASA D’ANGELO CON J-JOURNAL」でご一緒しているアンジェロさんの御厚意で、実現しました。
つねに視聴者目線でカルチョを伝えていただいている北川さんからは、より深くティフォージに届ける情熱と覚悟を感じることができました。
我々J-JOURNALは若輩者ではありますが、北川さんに負けない情熱を持って今後も精進して参る所存です。
読者の皆様からの温かいご声援はいつも励みになっております。
この場を借りて御礼申し上げます。
8年目に向け、引き続き何卒よろしくお願いいたします。
J-JOURNALスタッフ一同
取材協力:BABBO ANGELO
コメント
アンジェロさんと北川さんのイタリア語トークいつか見てみたい・・・笑