特集:「ピルロ・ユベントス」はなぜ失速した? その背景を徹底討論!
JJトーク特集!第一弾
山あり谷ありだった今シーズンが終了しました。
スクデット10連覇の夢は潰(つい)えたものの、ピルロ・ユベントスは2冠を達成(スーペルコッパとコッパ・イタリアでタイトルを獲得)し、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場枠を獲得。
そんなユベントスについて、JJ編集部でディスカッションを行いました。
今回は欧州在住で熱いユベンティーノであるアスプロマヴロさんにゲストとして、ご参加いただきました。
▼アスプロマヴロ(@Bnjb1897)
欧州在住、ユベンティーノ歴19年。実はコアなティフォージの間では有名だった「ソロ・カルチョ(情報サイト)」の元運営者。90分という試合時間が短すぎて、怒ることもあるほど、ディープ過ぎるユベンティーノ。
▼山口 努(@14_YAMAGUCHI)
代表責任者。ユベンティーノ歴36年、JJのご意見番。熱いコラムと、詳細且つどこよりも早い試合レビューは誰にも真似できない。
▼宮城(@miyagi_calcio)
ミラノ在住歴もあり現地情報に詳しい“イタリア系”沖縄人。カルチョ畑で培った長年の経験をもとに書かれる、ユーモア溢れるJJパジェッレが好評。
▼リョウスケ(@forthejuve8)
Youtubeチャンネルでお馴染みの若手ユベンティーノ。身長180cm、胸囲112cmという恵まれた体格と、吸収力の高さから、JJのデ・リフトと言われいる。
リョウスケ(司会):今シーズンの前半戦はまずまずの成績で、スクデットレースに参加できている状態でしたが、第22節のナポリ戦で敗れたことを皮切りに、「ピルロ・ユベントス」は失速しました。
3日後に行われたCLラウンド16の1stレグ、ポルト戦で敗れ、続くセリエA第23節から11試合で、6勝2分3敗。大量に勝点を落とし、スクデットレースどころかCL出場権すら危ぶまれました。
ピルロ監督が突然の就任であったことを考慮すれば、前半戦の出来は理解できますが……。
後半戦は、なぜこれほど失速したのでしょうか?
宮城「チームが好調のときは選手たちも気持ちよくプレーできますが、調子が落ちたときに、選手のモチベーションをキープすることの難しさはありますよね。そこが監督の腕の見せ所で。修正できなかったところにピルロの経験値不足を感じました」
山口「自分は(アシスタントコーチの)トゥドールとの意見のすれ違いだとずっと思っていた。実際、本人も暴露してたし。守備組織を任されたのは彼だったから、現場は混乱しただろうね…。やっぱり一枚岩になってこそのチームだから。それと、システムを変えて順応できなかった選手が多いのも要因だと思う。これもラビオが口にしてましたよね」
アスプロ「確かに内部で混乱していたのもあると思いますね。まず最初に、経験の差が出たかなと思ってます…。2月のCLベスト16を迎える時に、最高のコンディションで迎えれるかが鍵になる、とアッレグリもずっと言っていましたが、おそらくピルロ体制のユベントスはそれを考えずに全力投球しすぎたのではないかなと…」
コメント
2節で変ないじり方したから…
あそこから歯車が…