C・ロナウドの“プロトコル違反”疑惑にユベントス会長「隔離指示はしていたが…」
ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長が、15日に行われた株主総会で前シーズンの振り返った。
そして、その後の記者会見で、組織再編したフロントについてや、今季序盤のピルロ監督についての質問に応じた。
さらに、新型コロナウイルスに罹患したC・ロナウドのプロトコル違反疑惑や、今夏のメルカートについて記者からの質問に答えている。
その様子をクラブの公式サイトが15日に伝えた。
――国際Aマッチのスケジュールについて再考すべきだと思いますか? ユベントスとしては、偶発的な状況を招いてしまったことからも、クリスティアーノ・ロナウドがポルトガル代表に合流しなかった方が良かったと考えているでしょうか?
「中・長期的な視点に立って物事を考える必要があると私は考えています」
「3月のロックダウン中、欧州のクラブは『もしUEFAがユーロを延期しないのであれば、我々が全てのコンペテイションを終わらせることができないのはUEFAのせいだ』と叫んでいました」
「そして、UEFAはユーロを2020年から2021年に延期することを発表し、2019/20シーズンの全てのコンペテイションを終わらせるために尽力してくれました」
「4月の時点で、UEFAが9月から代表チームのコンペテイションを再開させたがっていたことは知っていました」
「そこで3月に行うはずだったユーロのプレーオフを行い、ネーションズリーグを開催する予定でいたようです」
「一方で、8月の終わりになっても誰かが『日程的に試合を延期できなくなったのは、代表戦を開催するUEFAのせいだ』と言うのであれば、私はUEFA側の立場に立って弁護するでしょう」
「もし、『2024年以降のスケジュールを見直す時に、国際Aマッチのスケジュールについて再考するのが正しいですか?』という質問ならば『はい』と答えます。しかし、決定したことが実際に実施されるようになるまで、半年、1年、1年半、2年と時間が掛かることを認識しておくべきです」
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個人を責めるのはお門違いというものだ。
指示に従って行動しただけ。