アニェッリ会長、株主総会でユベントスについて語る「あらゆる分野で成長を続ける」
2020/10/17
tutto sport
「昨季はピッチ内外でほろ苦いシーズンだった」
ユベントスは現地時間15日に株主総会を行い、アンドレア・アニェッリ会長がクラブの現状について語った。
ビアンコネーリは同日、公式サイトにてその模様を伝えている。
まず会長は新型コロナウイルス感染防止の観点から、株主総会をバーチャルな形式で行なったことを説明。
「影響を受けたあらゆる人々や彼らの家族、そして特にウイルスと戦う医療機関の人々に想いを捧げます」とコメントし、会見を進めた。
「皆さんからの質問を受ける前に、2019/20シーズンのいくつかのテーマについて少し振り返ってみたいと思います」
「私の個人的見解を述べると、昨シーズンはピッチ内外においてほろ苦い1年だったと評価せざるを得ません。素晴らしい結果を達成した一方で、予期せぬ失望も感じました」
「経済的および財政的な面で見てみると、皆さんもご存知の通り、1月に行った3億ユーロの増資には3つの狙いがありました」
「スポーツ面の競争力を保つこと、営業収益とユベントスブランドの露出を増やすこと、そして商業的、財政的バランスを強化することです。これにより、予期せぬ出来事で資金が必要となる前に、財政的な基盤の強化を行うことができました」
「通常とは異なる状況の中で達成することができた9連覇の功績はもっと評価されるべきだと考えていますが、おそらく数年後になってようやくこの9年間に成し遂げた我々の成果を実感できるものだと確信しています」