元ユベントスGMモッジ、サッリを擁護「戦い方を変えたければ選手を変えるべき」
2020/07/15
The Sun
さらにモッジ氏は、クラブが望んだフットボールスタイルの変化が見られないどころか、データにおいては昨季より劣っているともコメント。
「戦い方に関して言うと、アッレグリのそれと全く同じだ。むしろ、彼が率いていた時のチームは、リーグ最少失点チームであり最多得点チームでもあった」
「私が思うに、現在サッリの問題だとされているものは、彼自身が直接関係しているものではないように思うな」
「戦い方だけを改善すれば、タイトルを簡単に獲れると考えている連中がいるからな」とサッリを擁護する。
さらに「戦い方を変えたいのなら選手も同時に変えなきゃダメだ。そうする為には適切な選手を揃えるのは必然だ」とモッジは述べ、クラブ首脳陣を批判した。
来季に向けて、すでにパルマから20歳のMFデヤン・クルゼフスキ、そしてバルセロナから23歳のMFアルトゥールを獲得したビアンコネーリ。
現時点では、サッリのサッカー哲学『サッリズモ』の片鱗しか見ることはできていないが、果たして来季にはさらに完成されたスタイルを目の当たりにすることができるのか、期待したい。