【JJパジェッレ】セリエA第25節 SPAL対ユベントス
MOM:クリスティアーノ・ロナウド【8】
コンディションの良さはこれまでの「10試合連続ゴール」で証明していたが、ブレシア戦を休養しても得点できる能力は非の打ち所がない。SPAL戦ではクロスバー直撃のFKなど、際どいシュートを数本放ち、リフレッシュしたバロンドーラーにはリヨン戦で“CL男”の名に恥じない活躍を期待したい。
シュチェスニー 【7】
PKはノーチャンス。しかし、ときおりSPALがみせた危険なシュートを抜群のポジショニングでセーブし、勝利に貢献。特筆すべきは22分のシュートセーブだろう。仮にあの時間帯に失点を許していれば、アウェイの環境も手伝い、厄介な試合になったはずだ。その危機を救ったのはまぎれもなくユベントスの背番号「1」である。
ダニーロ 【5.5】
攻守両面において、安定したプレーを披露。アタッキングサードでボールを溜める傾向にあるクアドラードとの連携が深まれば、このブラジル代表SBの走力は相手にもっと驚異を与えるだろう。ただし、72分のイージーすぎるパスミスはいただけなかった。
ルガーニ 【5.5】
キエッリーニがピッチを退いたあとPKを献上したものの、安定したプレーをみせていた。しかし、カピターノが去った後のディフェンスリーダーはマタイス・デ・リフトだった。「今後のDFラインを牽引する」という気概を求めたい。
キエッリーニ (55分までプレー) 【7.5】
「チームに欠かせない存在」ということを自身のプレーで証明した。ほぼノーミスでピッチを去ったカピターノだが、ベンチに退いても戦うことをやめず、チームメイトを鼓舞しつづけた。リヨン、インテルとのビッグマッチ2連戦でもこのイタリア代表DFの力が必要不可欠になるはずだ。
サンドロ【7】
的確なポジショニングと鋭いボール奪取でチームの勝利に貢献。17分のオーバーラップなど攻撃においても「厚み」をもたらし、この試合の左サイドを制圧した。「ビアンコネーリのLSBは数年安泰」と感じさせた。
コメント
「球離れが遅い」といった批判もこの男には聞こえないだろう。クアドラードにはクアドラードだけの時間が存在する。
こんなんカッコよすぎやろ。