【JJパジェッレ】CLグループステージ第1節 アトレティコ・マドリー対ユベントス
2失点もCB2枚には一定の評価
ビアンコネーリのビッグイヤーを目指す“冒険”はマドリードの地で開幕を迎えた。
そのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦で昨季ベスト16で激闘を繰り広げたアトレティコ・マドリーと対戦したが、「2ポイントを落とした」という見方が大半を占めているかもしれない。
マウリツィオ・サッリの思い描いていたロングカウンターから先制に成功。65分には追加点を挙げたものの、セットプレーから2失点を喫したことにチーム全体としての課題を抱えた格好だ。
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は6。15分以上のプレーで採点。
www.vanguardia.comMOM:クアドラード 【7】
周囲の予想に反して、ドウグラス・コスタの代役に抜擢されたコロンビア代表はその役割を十分に全うした。状況に応じてダニーロのサポートするようなポジショニングに徹すると、後半最初の決定機で鮮やかなゴラッソにより試合を動かす。以降もサイドからの鋭いクロスで相手ゴールに脅威を与えるなど、アタッキングサードにおいて確かな“違い”を生み出した。この一戦でWGフェデリコ・ベルナルデスキとの序列をひっくり返したかもしれない。
シュチェスニー 【5.5】
序盤のFWジョアン・フェリックスによる中央突破からの決定機やホームチームが攻勢を強めた終盤におけるFWビトーロの放った強烈なシュートをセーブするなど、試合の流れの中では変わらず安定したパフォーマンスを披露。ただセットプレーからの2失点については、責任の一端を背負わなければならない。
ダニーロ 【5】
今夏欧州上陸を果たしたSBロディの積極的な攻撃参加を許し、サイドバックとしてトレーニングを積んでいたクアドラードの助けも借りる形に。クロスに対する処理をはじめ、連携面でもティフォージをやや不安にさせるシーンが散見された。また先制ゴールと同様にカウンターからチャンスを迎えた53分には、ファーサイドでフリーだったロナウドに合わせることができず、絶好機を逃している。
デ・リフト 【6】
この20歳のタレントはカルチョの世界と異なり、欧州の舞台ではマッチアップする屈強なストライカーと臆することなく対峙。ボックス内でのコンタクトやカウンターを遅らせる対応など全体的に及第点以上のパフォーマンスを発揮しただけに、終盤の失点シーンが悔やまれる。
ボヌッチ 【6.5】
キエッリーニが長期離脱で不在の中、最終ラインの“要”としてプレーの安定性が増した。アトレティコのプレッシングを交わす冷静かつ正確なビルドアップはもちろん、FWディエゴ・コスタの封殺にも成功。セットプレーからの失点を許したとはいえ、このマドリードの地で披露したデ・リフトとの抜群の関係性は、カピターノが復帰するまでの期間を戦う上で明るい材料となるだろう。
アレックス・サンドロ 【6】
右サイドに重きを置いた攻撃の形が多かったことが物語るように、この試合では全体のバランスを踏まえ前線に顔を出す回数はやや少なかったものの、ユベントスがポゼッションを図る時間帯に的確なクロスから追加点をもたらした。ただ終盤はやや疲れも見えたのか、自身の裏のスペースを使われる形でのカウンターを許している。
コメント
クアドラード、マテュイディ良かった!
特に、クアドラードはフィオ時代のようにキレッキレでしたね。
ダニーロは少なくとメガクラブには相応しくないと感じました。レアル、シティと、どこにいっても中途半端。
個人的な収穫としては、強豪相手にデリフトが通用したことに安心しました。移籍1年目なので長い目で応援したい。
マテュイディの活躍はわかるけど、やはりスタメンはラビオを使って欲しい。
マテュイディを叩きまくってた人達は反省して欲しい
彼がどれだけ重要な存在か過労で倒れてもおかしくない程ハードワークしてるのに
足元ばっかり連呼してうるさいんだよ
大体どこも評価同じでしょう
ダニーロは本当に酷かった
デシリオかデミラルのSBが見たいです
クアドラードとマテュイディの2人。
それ以外は、評価にバラつきがある。