コラム:ユベントスが“まず”取り戻すべきもの
著者:Juventus Journal 編集部 山口 努
ビアンコネーリは昨シーズン終盤、今シーズンのCL(チャンピオンズリーグ)出場権獲得がかかったボローニャ戦、ラツィオ戦を1-1のドローで終えた。
ホーム最終戦となったウディネーゼ戦のスタンドには、ユベンティーニによる手書きのフラッグが掲げられていた。
そこには「栄光のない年月が長すぎた。歴史に名を残す我々にとっては、あまりにも長すぎた」
「すべてを取り戻そう」と綴られていた。
「イタリアの恋人」とも称されたユベントスが、毎シーズンのように低調なパフォーマンスをくり返すようになってから、何年経つだろう。
世界中のユベンティーニの想いは、おそらくアリアンツ・スタジアムで掲げられたフラッグと同じはずだ。
スクデット獲得を義務とされたチームは、ここ数年CL出場権確保が至上命題となっているのが現状だろう。
“財布の紐が固い”とも、“堅実”とも称されたヴェッキア・シニョーラ(ユベントスの愛称)の姿も、もはや過去のものだ。
インテルで辣腕(らつわん)を振るうジュゼッペ・マロッタCEO(最高経営責任者)が、トリノを去ってからユベントスの王朝は終焉を迎えた。
乱脈経営の結果、2022年11月アンドレア・アニェッリ元会長以下首脳陣が総辞職。
勝ち点を奪われ、戻され、また奪われる。今後もフットボール界の“珍事”として、その歴史に残るだろう。
UEFA(欧州フットボール連盟)にも睨(にら)まれたヴェッキア・シニョーラは、2023/24シーズンには欧州主要大会への参加を辞退している。
ピッチで戦った選手たちこそ、一番の被害者だろう。
実際、マッシミリアーノ・アッレグリ政権下で、絶対的なチェントロカンピスタ(MF)だったアドリアン・ラビオは、“愚痴”めいたことを口にしている。
要約すると、ビアンコネーリの強化プランへの非難であり、クリスティアーノ・ジュントリ元FD(フットボールディレクター)への痛烈な批判だ。
苦しい時期にチームを支えたDFダニーロも、“本音”を語れば、もっと痛烈な批判があるかもしれない。
コメント
コラムと全然関係ないコメントを残すことは申し訳ないのですが、初見のニュースページを開いてコメントを見た時にすでにいくつかのコメントにいいねが押されていることが多くあります。
中には賛同しかねるコメントのいいねアイコンが既に赤くなっていたりと特段不利益はなくても釈然としない気持ちになります。
私の設定なら申し訳ないですがどうにかならないですかね?
わかるー!
コラム:Juventus journalが「まず」解決すべきもの
「メインスポンサーなしで総額約2億5000万ユーロの節約を実現している」
なお節約分は移籍金や高額レンタル料に全ツッパされました
税金対策としては優秀じゃないかAmazonが決して黒字を出さないと同じ
その「取り戻すため」に必要なピースが、ユベントスが血眼になって獲得しようとしているサンチョなのか?どう考えても違うと思うのだが・・・もしそう考えてるなら、いよいよユベントスも終わりの始まりだな。マンチェスターの赤い方と同じ末路を辿りそう。
少なくともジュントリは去年の9月に入った時点では10人中8〜9人が絶賛したスカッドを組んだはず。
日伊関わらず多数のYouTuberがそんな評価をしていてコメント欄もそれに追従する流れだった。
今は10人中8〜9人が去年のメルカートを批判してる。
カルチョの世界って面白い。
コモリが仮にブラホの売却に失敗したら猛バッシングを受けるだろうが、しゃあなしでトゥドールがコスティッチにクロスを上げさせブラホがヘッドで決めるパターンを確立してスクデットを取ろうもんなら来年の今頃はコモリが絶賛される流れになるんだろう。
サッカーの世界はまさしく「正解は一年後」だな
そんな絶賛されてたか?人が足りなすぎるやら中盤に金使いすぎやら言われてたと思うけど
モッタがまだ未知数だったから評価を保留されてただけで
絶賛した記憶もないから残りの1.2人だったのか
金は使ったから期待していたのは間違いないが
モッタ就任までは盛り上がったよ。
その後のモッタ戦術軸のカラフィオーリとザークツィー取らないと機能しない。
中盤過多なのに売って中盤のコープとルイス取るなら前者の選手取れただろ。
歪なスカッドと層の薄さで4つのコンペ戦えるのかよって相当数の意見があったと思うが…