コラム:ユベントスが“まず”取り戻すべきもの
このポーランド代表FWを2016年夏にアヤックスから獲得したのは、ほかならぬジュントリ元FDである。
その年の10月に負った、左膝前十字靭帯断裂も“間近”で見ており、2022年夏にユベントスへ売却したのもこのFDだ。
ミリクは昨年6月に膝を負傷し、復帰は当初「30日〜40日」とされたが、怪我に次ぐ怪我に見舞われ、気づけば今季未出場に終わっている。
もし、この背番号「14」がチームにいれば、FWドゥシャン・ヴラホヴィッチがあれほど疲弊することはなかったはずだ。
DFグレイソン・ブレーメルとSBフアン・カバルの長期離脱は、たしかに不運ではある。
だが、不測の事態に備え、“温厚”でユベントスでのプレーを望んでいたDFダニエレ・ルガーニを残しておく選択肢はなかったのか。
獲得したジョカトーレがフィットするか否かは、つねに“水もの”であり、どのクラブにとっても綱渡りとなるのは事実だ。
しかし、各ポジションごと怪我などの不測の事態に備えなかったことは、「不運」だけでは片付けられないチームマネジメントだろう。
それこそが、ジュントリFDの失策であり、今シーズンのユベントスの失敗ではないだろうか。
新たにチームの強化を一任されたダミアン・コモリGM(ゼネラルマネジャー)は、これからクラブにどれだけ貢献できるか。
FWジョナサン・デイヴィッドの獲得を早々に決めた手腕は評価したいが、近年の“流れ”を考慮すると時期尚早だろう。
同GMは、データを駆使し、大きな負傷歴のないジョカトーレの獲得を念頭に置いているようだ。
リヴァプール時代にはFWルイス・スアレス、トッテナム・ホットスパー時代にはMFルカ・モドリッチの獲得に大きく貢献したとされるコモリGM。
その手腕が問われる夏になりそうだが、真価が問われるのは2025/26シーズンが始まってからになるだろう。
マロッタ時代のように、コモリGMにはイゴール・トゥドール監督の求める戦力を尊重したメルカートになることを期待したい。
コメント
コラムと全然関係ないコメントを残すことは申し訳ないのですが、初見のニュースページを開いてコメントを見た時にすでにいくつかのコメントにいいねが押されていることが多くあります。
中には賛同しかねるコメントのいいねアイコンが既に赤くなっていたりと特段不利益はなくても釈然としない気持ちになります。
私の設定なら申し訳ないですがどうにかならないですかね?
わかるー!
コラム:Juventus journalが「まず」解決すべきもの
「メインスポンサーなしで総額約2億5000万ユーロの節約を実現している」
なお節約分は移籍金や高額レンタル料に全ツッパされました
税金対策としては優秀じゃないかAmazonが決して黒字を出さないと同じ
その「取り戻すため」に必要なピースが、ユベントスが血眼になって獲得しようとしているサンチョなのか?どう考えても違うと思うのだが・・・もしそう考えてるなら、いよいよユベントスも終わりの始まりだな。マンチェスターの赤い方と同じ末路を辿りそう。
少なくともジュントリは去年の9月に入った時点では10人中8〜9人が絶賛したスカッドを組んだはず。
日伊関わらず多数のYouTuberがそんな評価をしていてコメント欄もそれに追従する流れだった。
今は10人中8〜9人が去年のメルカートを批判してる。
カルチョの世界って面白い。
コモリが仮にブラホの売却に失敗したら猛バッシングを受けるだろうが、しゃあなしでトゥドールがコスティッチにクロスを上げさせブラホがヘッドで決めるパターンを確立してスクデットを取ろうもんなら来年の今頃はコモリが絶賛される流れになるんだろう。
サッカーの世界はまさしく「正解は一年後」だな
そんな絶賛されてたか?人が足りなすぎるやら中盤に金使いすぎやら言われてたと思うけど
モッタがまだ未知数だったから評価を保留されてただけで
絶賛した記憶もないから残りの1.2人だったのか
金は使ったから期待していたのは間違いないが