コラム:進化しつづけるユベントスの新鋭ウィンガー
著者:J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐
2024/25シーズンの開幕戦。スターティングイレブンの書かれたリストに見慣れない名前がひとつあった。
サミュエル・バングーラ――。
まさにこの試合でユベントスのシーズン初ゴールをマークすることになる、その人だ。
「バングーラ」なのか「ムバングラ」なのか、正しい名前の発音さえ周知されていなかった。
だが、この“謎”のベルギー人ウィンガーは、ティアゴ・モッタ監督の初陣となったコモとの一戦で華々しいデビューを飾る。
まずは23分、左サイドで相手のクリアミスを拾うと、そのままカットイン。ペナルティエリア中央まで切り込むと、右足で抑えの効いたシュートを放ちネットを揺らす。
さらに2-0で迎えたアディショナルタイムの91分にはアンドレア・カンビアーゾの得点をアシストし、このオープニングゲームを完璧な形で締めくくった。
「夢かと思ったよ」
「僕はまだトップチームに昇格したばかりだし、まさか試合に出場できるなんて思ってもみなかった」
「だからトレーニング中、監督から先発を告げられたときは本当に衝撃を受けたよ」
20歳で迎えたセリエAのデビュー戦。トップチームの一員として臨んだ初めての公式戦は、彼にとってまさに特別な夜となった。
2004年、ベルギーの首都ブリュッセルに生を受けたバングーラは、10歳のころにクラブ・ブルージュのユースチームでキャリアをスタート。
幼いころから“異彩”を放っていたサミュエル少年は、日本の大人気マンガにも影響を受け、将来に大きな希望を抱いていたという。
「自分がフットボール選手になること、そしてフットボールこそが僕の情熱であることは理解していた」
「とくに『キャプテン翼』というアニメを見たおかげで、そこからすべてが始まったんだ」
そしてその5年後、母国の名門アンデルレヒトへ移籍。
ベルギーの世代別代表にも選出されるなど徐々に頭角を現すと、翌年にはその才能がビアンコネーリのスカウトの目に留まり、イタリアへ渡ることとなる。
コメント
モッタ唯一の仕事ですね。
その宝すらを売ろうとするアホなフロント。
ジュントーリじゃなくマンナやケルヴィーニで良かったじゃん。
アホな大人のエゴでチーム崩壊でふ
アレッグリなら発掘するしていないね
アッレグリ期の若手は勝手に生えてきた扱いしてそう
ニコを無理に左で使うくらいなら、バングーラを使った方がいい。
ついでにトップ下はケナンで。ちゃんと選手たちがプレーしやすいポジションを任せるべき。
仰る通り!
今は不敵材不適所で、こうも見る目がないのかと驚きです。
当たり前の事を当たり前にできず自分の非を認めない。相当ヤバい奴ですよ。モッタは