コラム:進化しつづけるユベントスの新鋭ウィンガー
2月に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントプレーオフ・PSVとの1stレグでは後半からピッチに立ち、82分にチームを勝利に導くゴールを挙げた。
しかし、試合後に最初に口を衝いて出たのは、ティフォージへの謝罪の言葉だった。
「もっと上手くやれたはずだった。言い訳はしないよ」
「こんなプレーをしてしまい本当に申し訳ない」
現にこの試合ではミスが多く、プレーの精度を欠いていた。
だが、フットボールをプレーする者なら誰もが夢見るCLの舞台で初ゴールをマークしたにも関わらず、「これで笑顔を見せるのは難しい」と顔を引きつらせる21歳のメンタリティーには感服せざるを得ない。
そんなバングーラに対し、ユベントスは昨年9月、信頼の証として2028年までの新契約を用意。
また冬のメルカートではブンデスリーガのクラブから1500万ユーロのオファーを受けるもこれを拒否し、若きウィンガーをチームに留める選択を下している。
「イタリアに来てから精神的な面でも多くのことを学んだし、今までにはなかった“情熱”が自分の中に芽生えているのを感じる」
「シーズン当初の目標は、数試合でもプレーできるように努力する、というものだった」
「でも今はチームにとって重要な選手となり、ピッチで最高のパフォーマンスを発揮したいと思うようになったんだ」
1年前とは何もかもが違う。昨年までイタリア3部で燻(くすぶ)っていた才能は、微かなチャンスをものにし、トップチームで急速に進化を遂げている。
自身が「夢かと思った」と振り返った8月の開幕戦からわずか半年。発する言葉からは頼もしさや責任感を感じさせるようになった。
この若き才能への期待は、日を追うごとに大きくなっている。
今後、今シーズンのCL決勝トーナメント進出を逃したクラブが、予算削減のためにバングーラを“換金対象”とする可能性も否定はできない。
しかし、いちユベンティーノとしては、彼がこの白と黒のシャツを身に纏(まと)い、輝きを放ち続ける姿をできるだけ長く見守りたい。
コメント
モッタ唯一の仕事ですね。
その宝すらを売ろうとするアホなフロント。
ジュントーリじゃなくマンナやケルヴィーニで良かったじゃん。
アホな大人のエゴでチーム崩壊でふ
アレッグリなら発掘するしていないね
アッレグリ期の若手は勝手に生えてきた扱いしてそう
ニコを無理に左で使うくらいなら、バングーラを使った方がいい。
ついでにトップ下はケナンで。ちゃんと選手たちがプレーしやすいポジションを任せるべき。
仰る通り!
今は不敵材不適所で、こうも見る目がないのかと驚きです。
当たり前の事を当たり前にできず自分の非を認めない。相当ヤバい奴ですよ。モッタは