【JJパジェッレ】コッパ・イタリア準決勝2ndレグ ラツィオ対ユベントス
2024/04/26
ヴラホヴィッチ(82分までプレー) 【5.5】
数少ないチャンスの中、23分にボックス内でキエーザの折り返しを合わせたが、GKマンダスの紙一重セーブに阻まれた。前を向いてプレーできる機会は少なく、ときにはポスト役を務めながらもゴールには遠い印象だ。
キエーザ(91分までプレー) 【5】
最初の失点に繋がるCKは、この男が自陣でF・アンデルソンにボールを奪われたことが起因となっている。試合を通して一度はヴラホヴィッチへ絶好球を届けたものの、コンパクトに守るラツィオを前に持ち味は出せなかった。
ウェア(70分から出場) 【7】
動きの悪かったカンビアーゾに代わりピッチへ。目を覆いたくなるようなミスも連発したが、ボックス内での思い切った選択がミリクのゴールのアシストに。電光石火のアシストと粘りの守備でチームに貢献している。
ユルディズ(82分から出場) 【採点なし】
マッケニーとの交代。ラツィオの包囲網に苦しんだが、ミリクのゴールシーンでは、左サイドでポイントとなりコスティッチがクロスボール蹴る時間と空間を作った。
アルカラス(92分から出場) 【採点なし】
キエーザと交代し、右メッザーラへ。特徴を出せる時間はなかったものの、最終盤にフレッシュな状態でラツィオの攻撃を抑えている。
アッレグリ監督 【6】
采配見事に的中! 後半途中から投入したウェアとミリクが、指揮官とクラブ、そしてチームを救った。いつもは早々にベンチに下げるコスティッチをピッチに残したのも狙い通りか? 内容は褒められたものではないが、まあ「Tutto è bene(すべてOK)」だ。