【JJパジェッレ】セリエA第33節 カリアリ対ユベントス
2024/04/22
MOM:ユルディズ(46分から出場) 【6.5】
アルカラスに代わって後半スタートからピッチへ。技術と瞬発力でカリアリ守備陣を揺さぶり、バイタルエリアでの攻撃を活性化。彼がいることでキエーザがより“自由の身”となり、自身も左サイドからのクロスで相手のOGを誘っている。終盤のチャンスではシュートがDFに当たり「逆転劇」とはならなかったものの、このトルコの逸材が試合の流れを変えたことに間違いはない。
シュチェスニー 【6】
PKによる2失点は不運。ボックス内でルヴンボを倒してしまったとはいえ、DF陣のミスをカバーする上では仕方のない選択だった。それ以上にドッセーナのヘディングシュートを足で掻き出し、プラーティのミドルを横っ飛びで防ぐなど、重要なセービングも見せている。
ガッティ 【5】
カリアリ攻撃陣の推進力に苦戦。体を張って対抗しながらも0-2に繋がるPKのシーンでは、あっさりとルヴンボにスペースを使われゴールを危険に晒してしまった。積極的な攻撃参加や守備でのカバーリングなど戦う姿勢は見せたものの、ひとつのミスが致命傷となっている。
ブレーメル 【4】
もしも夢ならば、すぐに覚めてほしいほど窮地の連続だった。まずドッセーナのヘディングシュートが腕に当たりPKを献上。さらに0-2のシーンではショムドロフに簡単にかわされ致命的なパスを出されてしまった。後半早々には警告も受け、散々な夜だった。
ダニーロ 【6】
前半はルヴンボを中心としたカリアリのサイド攻撃を抑えるのにひと苦労。それでも最終ラインから価値のあるボールを前線に送り、右にポジションを移した後半は果敢に前進して攻撃に厚みをもたらした。後半のOGすれすれのクリアも見事。