OBカペッロ氏、守備意識が強いユベントス指揮官を擁護「失点しないことは強み」
2023/11/10
続けて、「ユベントスと、別のレベルにあるインテルとの違いだが…」
「ネラッズーリ(インテルの愛称)はビアンコネーリと同じように失点数が少ないが、彼らには高いクオリティが備わっている」
「実際その通り、インテルの方が得点を多く挙げているね」
「(MFハカン・)チャルハノールは好きな所にボールを送れるし、(SBフェデリコ・)ディマルコはゴール前でアシストすることが可能なジョカトーレだ」
「それから、中盤だけでも(MFヘンリク・)ムヒタリアン、(MFニコロ・)バレッラ、(MFダヴィデ・)フラッテージがいる」
「一方で、アッレグリのチームの中盤には、並みのレベルのプレイヤーしかいない」
「チームにはもう(MFミラレム・)ピャニッチや(MFポール・)ポグバ、(FWパウロ・)ディバラはいないんだ」
「想像力に富んだジョカトーレが欠けているため、アッレグリはカウンターに頼らざるを得ない状況に置かれている」と述べ、ビアンコネーリ指揮官を擁護した。
コメント
監督のアイデアが魅力的なサッカーをするための出発点だとは思うが、それをゴールまで走らせるのは結局、莫大な資金の投入であり、スーパーな選手達で固めることであり、それらを賄うための経験と時間であるはず。
拡大路線の過ちから学べるようにユヴェントスはシティのように膨らみ続けられるクラブでも、ブライトンのように小さな成功を掴み選手を売り続けて拡大を図るチームでもない。
個人的にタイトルから遠ざかってる時期に内容を求めだしたらマジで終わりだと思う。
そもそも強いチームは臨機応変にオフェンシブにもディフェンシブにも戦えますからね。
サッリとピルロの時代でディフェンスが崩壊してしまった以上、アッレグリはまずディフェンスを構築し直すのが最優先だったわけで。
昨シーズンからクリーンシートが増えてきて、今季からマニャネッリを加えモダンフットボールにも着手し始めているのだから、ユベントスは着実に強いチームへの道を歩んでいます。
フロントが外野の声に惑わされたら暗黒期のミランの二の舞いですね。
弱い、勝てないユヴェントスが一番つまらない。今は勝ち方にこだわれるほどの強さはないんだし、外野に煽られて人数かけて攻める必要はないと思う。カウンターや両ウイングの突破からのクロスだって立派な攻撃だよ、少なくとも毎回ロングスローするようなチームより断然いい