OBカペッロ氏、守備意識が強いユベントス指揮官を擁護「失点しないことは強み」
2023/11/10
tuttosport
「アッレグリはカウンターに頼らざるを得ない状況に置かれている」
ユベントスは、ますますマッシミリアーノ・アッレグリ監督らしいシニカルでソリッドなチームになりつつある。
3試合連続でウノゼロ勝利を収めた4連勝中のビアンコネーリは、直近6試合で無失点をキープ。
サッスオーロ戦では4失点を喫したものの、そこからGKヴォイチェフ・シュチェスニーの処理ミスとオウンゴールを除けば、この11試合でわずか4失点しかしていないことになる。
その一方で、ユベントスは試合時間の90%を自陣で過ごすといったデータがあるのも本当だ。
実際その通り、前節のフィオレンティーナ戦におけるビアンコネーリのボール支配率は31%。
シュート数も4本のみだったことから、「ビアンコネーリは後半にゲームをすることを放棄した」と批判した記者もいた。
こうした守備意識が高い姿勢に対してアッレグリ監督は頻繁に批判を受けているが、そこでファビオ・カペッロ氏がそれについて言及。
ビアンコネーリのOBであり、過去に同チームの監督をも務めた同氏は、「失点しないことはストロングポイントだ」とこのビアンコネーリ指揮官を擁護した。
コメント
監督のアイデアが魅力的なサッカーをするための出発点だとは思うが、それをゴールまで走らせるのは結局、莫大な資金の投入であり、スーパーな選手達で固めることであり、それらを賄うための経験と時間であるはず。
拡大路線の過ちから学べるようにユヴェントスはシティのように膨らみ続けられるクラブでも、ブライトンのように小さな成功を掴み選手を売り続けて拡大を図るチームでもない。
個人的にタイトルから遠ざかってる時期に内容を求めだしたらマジで終わりだと思う。
そもそも強いチームは臨機応変にオフェンシブにもディフェンシブにも戦えますからね。
サッリとピルロの時代でディフェンスが崩壊してしまった以上、アッレグリはまずディフェンスを構築し直すのが最優先だったわけで。
昨シーズンからクリーンシートが増えてきて、今季からマニャネッリを加えモダンフットボールにも着手し始めているのだから、ユベントスは着実に強いチームへの道を歩んでいます。
フロントが外野の声に惑わされたら暗黒期のミランの二の舞いですね。
弱い、勝てないユヴェントスが一番つまらない。今は勝ち方にこだわれるほどの強さはないんだし、外野に煽られて人数かけて攻める必要はないと思う。カウンターや両ウイングの突破からのクロスだって立派な攻撃だよ、少なくとも毎回ロングスローするようなチームより断然いい