OBカペッロ氏、守備意識が強いユベントス指揮官を擁護「失点しないことは強み」
2023/11/10
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』が8日、同紙のインタビューに応じたカペッロ氏のコメントを伝えている。
「フィオレンティーナ対ユベントスでは、攻撃することを試みていたチームを見たよ」
「すなわちフィオレンティーナのことだが、残念ながら彼らはスペースを見つけることができなかった」
「おそらく想像性に富んでいたり、予測不可能な動きができるジョカトーレがいなかったことに苦しんだんだと思う」
「そして、もう1つのチームであるユベントスは、センターバックの特徴を生かして素晴らしい守備を見せつけた試合をした」
「多くの人数で何度も攻撃することを好むマンチェスター・シティでさえ、必要な時はもっと後方で守備をするんだ」
「チャンピオンズリーグの決勝戦では、インテルを相手に彼らは25分間そうしたね」
まずは、フィオレンティーナ戦についてこのように振り返ったカペッロ氏は、相手に押し込まれながらも、粘り強い守備で先制点を守り切ったユベントスに言及。
同氏は、「試合に勝つ方法は1つではない。守備偏重主義について話すのはやめるべきだ」との見解を示した。
コメント
監督のアイデアが魅力的なサッカーをするための出発点だとは思うが、それをゴールまで走らせるのは結局、莫大な資金の投入であり、スーパーな選手達で固めることであり、それらを賄うための経験と時間であるはず。
拡大路線の過ちから学べるようにユヴェントスはシティのように膨らみ続けられるクラブでも、ブライトンのように小さな成功を掴み選手を売り続けて拡大を図るチームでもない。
個人的にタイトルから遠ざかってる時期に内容を求めだしたらマジで終わりだと思う。
そもそも強いチームは臨機応変にオフェンシブにもディフェンシブにも戦えますからね。
サッリとピルロの時代でディフェンスが崩壊してしまった以上、アッレグリはまずディフェンスを構築し直すのが最優先だったわけで。
昨シーズンからクリーンシートが増えてきて、今季からマニャネッリを加えモダンフットボールにも着手し始めているのだから、ユベントスは着実に強いチームへの道を歩んでいます。
フロントが外野の声に惑わされたら暗黒期のミランの二の舞いですね。
弱い、勝てないユヴェントスが一番つまらない。今は勝ち方にこだわれるほどの強さはないんだし、外野に煽られて人数かけて攻める必要はないと思う。カウンターや両ウイングの突破からのクロスだって立派な攻撃だよ、少なくとも毎回ロングスローするようなチームより断然いい