OBカペッロ氏、守備意識が強いユベントス指揮官を擁護「失点しないことは強み」
2023/11/10
「マックス(アッレグリ監督の愛称)は、キリストとその使徒たちの説いた教えに従わないから鼻であしらわれ、批判されるんだ」
「しかし、実際のところ、カルチョ界に存在する宗教は1つだけではない」
「それぞれの国には独自のフットボールDNAがあるため、私はこれまで指揮を執ってきた国や指導した選手たちの特徴に基づいてやり方を変えてきた」
「守備偏重主義について話すのはやめるべきだ。監督なら誰でも90分間攻撃し続けたいに決まっている」
「しかし、そこで自チームと相手チームの戦力をも考慮に入れなければならないんだ」
「最も最近の例は、攻撃的フットボールの母国であるオランダで起こったケースだね」
「昨年には、チームに並外れた価値がなかったために(ルイ・)ファン・ハールのような監督でさえチームに長い時間自陣で守らせ続けた。そうして…」
また、同氏は「失点が少ないのは重要なことか?」と問われると、「とても重要なことだ」
「失点しないことはストロングポイントであり、チームを作り上げるためのベースとなる」とコメント。
コメント
監督のアイデアが魅力的なサッカーをするための出発点だとは思うが、それをゴールまで走らせるのは結局、莫大な資金の投入であり、スーパーな選手達で固めることであり、それらを賄うための経験と時間であるはず。
拡大路線の過ちから学べるようにユヴェントスはシティのように膨らみ続けられるクラブでも、ブライトンのように小さな成功を掴み選手を売り続けて拡大を図るチームでもない。
個人的にタイトルから遠ざかってる時期に内容を求めだしたらマジで終わりだと思う。
そもそも強いチームは臨機応変にオフェンシブにもディフェンシブにも戦えますからね。
サッリとピルロの時代でディフェンスが崩壊してしまった以上、アッレグリはまずディフェンスを構築し直すのが最優先だったわけで。
昨シーズンからクリーンシートが増えてきて、今季からマニャネッリを加えモダンフットボールにも着手し始めているのだから、ユベントスは着実に強いチームへの道を歩んでいます。
フロントが外野の声に惑わされたら暗黒期のミランの二の舞いですね。
弱い、勝てないユヴェントスが一番つまらない。今は勝ち方にこだわれるほどの強さはないんだし、外野に煽られて人数かけて攻める必要はないと思う。カウンターや両ウイングの突破からのクロスだって立派な攻撃だよ、少なくとも毎回ロングスローするようなチームより断然いい