クアドラード（61分までプレー）【6.5】
試合途中のシステム変更により、右から左サイドへとポジションを変える難しい対応もあったが、彼のユーティリティ性がチームの変化を可能にした。テクニックや流れを読む力は言わずもがな、今季の「アッレグリ・ユベントス」で大いに鍵を握る存在となりそうだ。

ザカリア【6】
ボヌッチと交錯して首を痛めたシーンや終盤に太ももを抑えて倒れ込んだシーンにはひやりとしたが、結果的にはフル出場を果たした。特段と目立った活躍は見せられなかったものの、中央を閉じた守備は失点を「0」に抑えたチームにとって重要なものだった。

ロカテッリ（76分までプレー） 【6.5】
背番号を「5」に変えた“ロカ（愛称）”の、ビアンコネーリ2シーズン目がスタート。古巣サッスオーロとの開幕戦だったが、ネーロヴェルディ時代の面影が薄れる程に、メンタリティはすでにユベンティーノそのもの。中盤で闘志溢れるプレーと冷静さを示し、チームの中核を担った。

マッケニー（76分までプレー） 【6】
ネガティブ・トランジション時のプレスバックや攻撃時にボックス内に走り込む積極性は今後を期待させてくれる。昨季はケガもあり本領発揮といかなかったからこそ、迎えた今シーズンは本物のウェストンを見せて欲しいところだ。

ヴラホヴィッチ 【7.5】
前半の立ち上がりからゴール前での好機をいくつか外し、「今日は彼の日じゃ…」と思っていた矢先…。41分にエリア内で倒されPKを獲得し、そのチャンスをものにすると、さらに後半にはディ・マリアの好パスを受けてドッピエッタを達成した。チームの得点源となるアタッカンテとして順風満帆な船出だ。