【開幕戦無料公開! JJパジェッレ】セリエA第1節 ユベントス対サッスオーロ
MOM:ディ・マリア(66分までプレー) 【7.5】
圧巻のセリエAデビュー。ビアンコネーリのユニフォームを身にまとい、洗練された技術力で「これぞカンピオーネ」というパフォーマンスを披露した。26分に華麗なボレーシュートで先制ゴールをゲットすると、51分にはヴラホヴィッチの2点目をお膳立て。ローマへと去った背番号「10」を忘れさせるぐらいのインパクトで、一瞬にしてユベンティーニの心を掴んだ。
ペリン 【7.5】
シュチェスニーの負傷離脱により開幕戦で先発のチャンスを得た。サッスオーロ攻撃陣から近距離、長距離と数多くのきわどいシュートを放たれたが、試合を観ているティフォージの不安をよそに、至って落ち着いたセービングを連発。勝利の立役者として光るプレーを見せた。
ダニーロ 【6】
やはりビアンコネーリの右SBには安定感のあるこの人。激しいプレスで相手からボールを奪い取り、前線にスペースがあれば果敢にスプリントして右サイドを活性化させた。守備では「やられた!」と感じる瞬間もあったが、守護神ペリンに助けられている。
ボヌッチ 【6】
いよいよキエッリーニからカピターノの腕章を受け継ぎ「今季は晴れて主役に」といきたいところだったが、まだ少し身体の重さが残っていそうだ。GKに助けられながらのクリーンシートは評価しつつ、今後のパフォーマンスと主将らしさに期待したい。
ブレーメル 【6.5】
デ・リフトのバイエルン移籍に伴い、ライバル・トリノからやって来た25歳のCB。憧れはLAへ旅立ったキエッロと話すが、その言葉どおりかつての背番号「3」を彷彿とさせる力強い守備でサッスオーロの攻撃陣を抑え込んだ。えんじから白黒へとユニフォームの色を変え、ユーベでまた一皮剥けそうだ。
A・サンドロ(61分までプレー)【7】
昨季のサンドロとはまるで別人。幅を取ったポジショニングでスペースを広げ、敵陣の深いエリアまでボールを運び、キーとなるパスを何本も攻撃陣へ送った。ディ・マリアへのアシスト、ヴラホヴィッチのPK奪取に繋がるパスと抜群のパフォーマンス。ベテランの自覚が芽生えたか。