アッレグリ監督、ユベントスが目指す方向を示す「カルチョとは芸術であり、才能が…」
2022/04/03
theguardian
「しかし、下手な者があまり下手ではないジョカトーレになれても、いくら頑張ったところで絶対に優れたジョカトーレにはなることはできない」
「そして、カルチョには無視できない心理学的要素、人間的要素がある。選手の調子に波がある理由はなぜだと思う? それは、我々が人間だからだ」
「全てのプレイヤーが同じわけではないし、今シーズンにできたことがその他全てのシーズンでも同じように上手くできると考えることはできないね」
「それから、カルチョの知識がある者ならどこでもプレーすることが可能であるため、選手たちにはカルチョのゲームを教えなければならない」
「(クリスティアーノ・)ロナウドがユベントスを相手にトリノで見事なバイシクルシュートを決めたが、彼にあのシュートをさせたのはレアル・マドリーのプレーなんだ」
「バイシクルシュートとレアル・マドリーのプレーのどちらが記憶に残るか? 違いを生むのはカンピオーネだ」
「当然、それはゴールを決める時に限らず、ゲームをする時、守る時、そして攻撃する時の全てにおいてね」
「それから、当然、それらをまとめなければならないのは監督だ。ジョカトーレには、試合中に監督から色々な指示を受けなければならない状況がある」