【無料公開! JJパジェッレ】コッパ・イタリア準決勝・1stレグ フィオレンティーナ対ユベントス
ロカテッリ 【6.5】
中央で壁となる。相手のシュートブロックに入る判断も冴えていた。非常に窮屈な前半を過ごしたが、後半は前線の動き出しに合わせてスペースを狙う縦パスを積極的に出し、チームを前進させるきっかけを作った。
ラビオ 【6.5】
この過密日程の中、最後まで走りきった。守備で手を抜く場面もあったが、急にスイッチが入ることもあり、試合の中で別人に変化しているような感覚がある。91分には右のハーフスペースでロカテッリからボールを引き出し、PA付近で粘りを見せてクアドラードへパス。それが1-0のゴールに繋がるのだからカルチョとは不思議なものだ。
ペッレグリーニ 【6】
オドリオソラやイコネと激しい攻防を繰り広げ、最後まで抵抗。チーム全体の重心が低かったことで攻撃参加する機会は限られていたが、その分守備では奮闘していた。57分には相手のカウンター時に全力疾走で帰陣。ファウルにはなったものの、チームをピンチから救っている。
ヴラホヴィッチ 【6】
誰もが予想したとおり、アルテミオ・フランキで古巣のティフォージからの大ブーイングを受けた。徹底マークを受け、なかなかボールを収めることが出来ず…。56分にはデ・シリオのロングボールを収めてワンチャンスをものにするかと思われたが、ループシュートはGKにわずかに触れられてしまった。当然ながら元チームメイトたちは、彼の抑える術を十分に知っていた。
キーン(59分までプレー) 【6】
ダイナミックな動きで奮闘するもヴィオラの屈強なCBに持ち味を消された。前線でなかなかボールを収めることができず、よってチームも前進できていなかった。彼の代わりピッチに入ったモラタが、少なからずチームに攻撃する機会を与えたことから分かるように、インテンシティの高い試合での力不足感は否めない。