【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第34節 ウディネーゼ対ユベントス
クアドラード(85分までプレー) 【6】
右サイドで幅を取ってプレーするも、チャンスに繋がる効果的なボールは数える程しか回ってこなかった。なかなか狙ったところでファウルをもらえず、フラストレーションのメーターは早い段階で溜まり切っていただろう。それでも、1-1のきっかけとなったFKを獲得したのはこの男。彼の狡猾さがチームを救っている。
ベンタンクール 【5】
積極性はあったがプレーに波があり、攻撃時の創造性も乏しかった。敵陣でのラストパスも、あらゆる位置での繋ぎのパスも、ことごとくミスして相手にボールを奪われている。さらにこの日は自慢の守備でも軽さが目立ち、ビアンコネーリのウィークポイントとなっていた。時間が経つにつれパフォーマンスは尻すぼみ。フル出場も及第点は付け難い。
マッケニー(84分までプレー) 【5】
デ・パウルにあっさりとバイタルエリアへの侵入を許し、ファウルで止めて失点の原因を作った。その直後には、得点を許したモリーナの進出にも“気が付かず”…。彼にとって最大のチャンスとなった27分のダイビングヘッドは、わずかに枠を外れてしまった。試合を通して動きは重く、足かせを付けてピッチに立っていた印象すら受ける。
ベルナルデスキ(59分までプレー)【5】
左ウイングで久しぶりの先発も、チームの歯車の中には存在しなかった。またA・サンドロをオーバーラップさせる動きも少なく、59分にはクルゼフスキとの交代でピッチを後に。後半早々に自陣左サイドでボールを見失ったコントロールミスが、この日のパフォーマンスの全てを物語っている。
ディバラ(66分までプレー)【5.5】
ピッチを自由に動き、積極的にハーフスペースでボールを受けて相手の守備打開を図った。33分には軽快な動きから右足で可能性を感じさせるシュートを放ったが、大きなチャンスはそのワンプレーのみ。この試合の背番号「10」に流れを変える力はなかった。66分にはモラタと交代でピッチを退いている。
コメント
ベンタンクールは毎試合守備によく走ってくれてると思うんだけどなぁ、創造力の不足感と凡ミスのせいであんまり評価されてない。
昨シーズン、ピャニッチの後継者だって持て囃されてたけど、どう考えてもレジスタ/アンカーは彼の適正ポジションじゃない。
やっぱり4-3-3の右インサイドハーフでやらせてあげたい。その方がのびのびとやれるはず。今のユーヴェの中盤はインサイドハーフタイプが多すぎるのよ。
ピルロに来季以降出番があるなら、レジスタを確保した上で是非4-3-3を検討いただきたい。