スアレス、語学テスト不正疑惑に関し「試験官はユベントスへ行かないのを知っていた」
2021/03/19
sport.sky
ところがその後、この試験で事前にその内容が知らされるなど、不正があったことが発覚。
イタリア当局が調査を開始し、大学側に何らかのプレッシャーをかけた疑いをもたれてユベントス側も捜査の対象になった。
そして昨年12月18日、ペルージャ検察はビデオ会議を通じてスアレスに口頭尋問を実施。
そこで、このウルグアイ代表FWはユベントスの主張を裏付け、また試験官がすでにビアンコネーリへの移籍が白紙になったことを知っていたと供述した。
「8月の終わりから9月の頭にかけて、(パベル・)ネドベドから連絡を受け、それから(ファビオ・)パラーティチから連絡をもらったんだ」
「最初は、単に僕がこの交渉に興味を示しているかどうかを知りたがっていただけだった。それからの話は、僕の弁護士に任せることになったんだ」
「いつだったかは覚えてはいないけれど、妻と同じように僕もイタリア国籍のパスポートを所有しているかどうかをパラーティチが尋ねてきた」
「そこで『持ってない』と答えると、『僕が住んでいた国で全ての必要な書類を集め、イタリア国籍を取得するための手続きを始めたところだ』と伝えたよ」
「僕の弁護士は、パラーティチと話をして、市民権を得ることが難しいことだと分かったみたいだ」