スアレス、語学テスト不正疑惑に関し「試験官はユベントスへ行かないのを知っていた」
2021/03/19
calcioweb
「でも僕は、とにかくイタリア国籍のパスポートを取得するために手続きをそのまま続けることに決めた」
「その日がいつだったか正確には覚えてはいないけれど、イタリア語のレッスン中だったことだけは覚えているよ」
「9月14日まで、チャンピオンズリーグに優勝するためにトリノに行けて嬉しいと言っていたのは間違いないかって?」
「それは間違っていない。だけど、その後(ステファニア・)スピナ先生には、もうユベントスには行けなくなったと伝えたよ」
ビアンコネーリがスアレスの獲得を断念したことについては、もう1人の試験官であるロレンツォ・ロッコ氏も、試験日の3日前の時点で知っていたことを証言しているという。
つまり、スアレスへの試験を容易にしたとすれば、それはビアンコネーリのためではなく、このウルグアイ人FWのためにすると自覚しておこなったということになる。
実際のところ、スアレスはある女性の先生から試験に関わる内容を含むファイルを送信されたことを認めている。
しかし、その時にはもうビアンコネーリは試験の結果について全く関心を示してはいなかったようだ。
また、スアレスは試験をおこなった後にユベントスから連絡を受けたことも次のように供述している。