スアレス、語学テスト不正疑惑に関し「試験官はユベントスへ行かないのを知っていた」
2021/03/19
tuttosport
ユベントスの主張が裏付けられた形に
イタリア紙『la Repubblica』は15日、イタリア語の能力試験で不正があったして捜査されている事件の当事者であるFWルイス・スアレスの供述を公開した。
そこでこのウルグアイ人FWが、「ペルージャ外国人大学の試験官はユベントスへの移籍が破談になったことを知っていた」と話していたことが発覚。
この供述により、試験を受ける前からスアレスの獲得を断念していたとするビアンコネーリ側の主張が裏付けられることとなった。
同紙によって公開された供述を基に、イタリア紙『TUTTO SPORT』が同日、ユベントスが置かれている状況について分析している。
きっかけは、ビアンコネーリが昨年9月に当時バルセロナに所属していたスアレスを獲得の目標とし、接触を図ったことだ。
移籍するためにはEU圏内のパスポートを必要としたことで、このウルグアイ人FWは、イタリア市民権を取得するために必要なイタリア語の能力試験を受けることを決断した。
しかしユベントスは、移籍期間内に国籍取得手続きが間に合わないことが分かったため、語学試験を受ける前に獲得を断念することをスアレス側に報告。
この知らせを受けた同FWは、それでも個人的な理由で試験を受け、合格した。