元ユベントスのリヒトシュタイナー「夢はサッカー選手になることだった」
――ピルロ体制のユーベは、9連覇ということ以外、少し失敗に終わってしまった今季よりも良い結果を出すと思いますか?
「毎年リーグ優勝してれば、期待が常に必要以上に高まっていくのは明らかだね。ユーベは4年連続でダブルを達成し、その間に2度チャンピオンズリーグの決勝まで進んだけど、だからと言って、1シーズンにリーグ優勝しかできなかったとしてもそれを失敗のシーズンだなんて言うことはできないよ」
「それなら、その他のクラブは何て言えばいい?戦い方としてのレベルが期待以下だったのは確かだと思うけれど、言われるほどそんなに酷かったようには思えないね」
――ピルロの話に戻りますが、彼はアントニオ・コンテに着想を得たと話していました。キエッリーニやボヌッチのような選手たちと再び3バックのシステムでプレーするかもしれないユベントスと再会することについてどう思いますか?
「いいんじゃないかな。僕らはコンテ監督の下で3年間そうやってプレーしていたんだし、あり得るかもしれないね。でも、彼のために作られたチーム次第だと思うし、こればっかりは、ユベントスからかなり遠い所にいる僕としては答え辛いな。これは僕じゃなくて彼にする質問だと思うよ(笑)」
――サポーターは、ディバラ売却について賛成派と反対派に分かれています:あなたはどう思いますか?
「勿論、僕としては残るべきだと思ってるよ。サッカー的な視点からして、ユベントスがさらに成長を続けたいのなら、普通の枠を超えたパウロのような選手を放出してはいけないと思うんだ」
「ヨーロッパには、彼のような選手はそんなにいないからね。ただ、当然経済面に関しては、クラブの状況が分かっているわけではないから僕には答えることはできないけど、ピッチで彼はフェノーメノ(怪物)だよ」
――SBに関しては、あなたはどのように思いますか?アレックス・サンドロとデ・シリオは、ユベントスでの彼らのサイクルを終え、代わりに(ロビン・)ゴセンスや、あなたも良く知る(エクトル・)ベジェリンのような選手を後釜として連れて来るのが相応しいと思いますか?
「メルカートについてはあまり口にしたくはないな。でも、ベジェリンとは一緒にプレーしたし、ゴセンスとは対戦したことがあるね」
「ユベントスのメンバーを過小評価してはいけないと考えているし、もし僕に決める権利があるとすれば、クアドラードやサンドロのような選手は常にチームに置いておきたいな」
――ラムジーについても良く知っていると思いますが、もしかして、昨年彼にユベントスに行くようあなたは何かアドバイスをしましたか?あなたとしては、来季ようやく真のアーロンが見れると思いますか?
「それは分からないね。イングランドのサッカーは、こことは全く別の文化なんだ。それをアーセナルに足を踏み入れた時に理解したよ」
「彼には素晴らしいプレーをすることができるポテンシャルがあるけど、ここで感じるプレッシャーは、ロンドンで感じるそれとは違うんだ。僕としては、彼は上手くやるんじゃないかなと思っているよ」
「後はただ、メンタリティ的にもこの挑戦を受けることができるかどうかを理解する必要があるだけだね」
コメント
凶暴真面目で大好きでしたわー
Tutto juve めっちゃ質問するやん笑
「偉大なカンピオーネたちが去って行っても彼らの強いメンタリティが残らなきゃいけないんだ」
本当にこれ。
そして願わくばその魂が下部組織の選手たちにも強く根付いてほしい。最近は入れ替わりが激しいからなかなか難しいけど。