【JJパジェッレ】CLグループステージ第4節 ロコモティフ・モスクワ対ユベントス
MOM:ドウグラス・コスタ(70分から出場) 【7.5】
前線で自由に動き攻撃を活性化。93分に快速を飛ばして左サイドからカットインすると、イグアインとのワンツーでPA内に侵入。いとも簡単に守備網を切り裂き決勝点を奪った。一瞬の出来事で、ロコモティフの選手たちやスタッフ、スタジアムに詰めかけたサポーターは、“狐につままれた”感覚だろう。
シュチェスニー 【6.5】
プレー判断は極めて良好だった。飛んできたボールへのアプローチ、DFラインの裏に出されたスルーパスへの反応も的確。雨で濡れたピッチながら、中・長距離からのシュートも難なく処理した。失点はしたものの、相手のヘディングシュートが絶妙なコースだっただけにノーチャンス。
ダニーロ 【6】
守備においては、まずまずのパフォーマンス。とはいえ同点とされた12分の失点シーンでは、J・マリオに対する中途半端なマークでボヌッチを助けることはできなかった。攻撃についても仕掛ける意識が低く、右サイドを崩したシーンはほぼゼロに近い。
ボヌッチ 【7】
ロコモティフのFWミランチュクに同点ゴールを許したが、このゲームキャプテンに責任を押し付けるのは酷だろう。シャープで迅速な守備判断を下していたのは明らかで、78分にはJ・マリオのシュートをゴールライン上でブロックした。均衡した展開だけにその価値は1点もの。また、試合を通して手を緩めることなく、絶妙なロングフィードを前線に送っている。
ルガーニ 【5.5】
人数をかけて前線に侵入してくるロコモティフの攻撃に苦戦。クロスボールへの対応でもバタついた。決して同選手のみが悪い訳ではないのだが…。後半は修正してそれなりに安定したが、時より見せる守備の軽さは肝を冷やす結果となった。
アレックス・サンドロ【6.5】
前半は内容の悪いチームと共に停滞。後半は左サイドの高い位置でパス回しに加わり、効果的なクロスボールをゴール前に何本も通した。また、ドリブルや意表をつくパスで相手のサイドを崩す一手を打っている。自陣のペナルティエリア付近では60分、78分とピンチもしのいだ。