マテュイディ、“戦友”キーンへの人種差別行為を振り返る 「キャリアで最悪な瞬間」
2019/06/09
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「ピッチから立ち去ることができなかった」
トリノの街で順調なキャリアを過ごしているジョカトーレが多いのは、ティフォージが“事実”と認識していることだろう。
ビアンコネーロでの2シーズン目を終えたMFブレーズ・マテュイディ(32)も間違いなくそのひとりである。
この“ダイナモ”は2度のスクデットを手に入れたほか、昨夏にはロシアワールドカップで世界の頂点に立つなど、充実の一途をたどっている。
しかし、今シーズンはマテュイディのフットボールキャリアにおいて決して許すことのできない出来事が起こったことも忘れてはならない。
サルデーニャ島で今年4月はじめに行われたカリアリとの一戦では、一部のサポーターがCFモイーズ・キーン(19)に対して人種差別行為に及んだことがクローズアップされた。
また、この若武者がゴール直後にホームチームのクルヴァに向けて「人種差別に屈しない」というメッセージを込めたセレブレーションを見せたことも話題を呼んでいる。
このキーンの行為を全面的に支持する姿勢を打ち出していたマテュイディであるが、同選手は現地時間8日にフランス紙『L’Equipe』のインタビューでカルチョ界から「消えない」問題に再び触れた。
コメント
差別する人間は、自分が幸せじゃないから他人を不幸にさせる行為をする事で自分自身の不幸を否定しようとしてるんですかね。
罰則などで差別を無くそうとする考え方より、人々がより良い生活を送れる政策をした方が、あらゆる犯罪行為は減少すると思います。
現場レベルの人間が一生懸命差別と戦ってるのに、国を動かす人間が何もしないのは馬鹿げてますね。
FIGCはいい加減に対策考えてくれ、サッカーからイタリアの差別問題をなくしていこうよ