マテュイディ、“戦友”キーンへの人種差別行為を振り返る 「キャリアで最悪な瞬間」
2019/06/09
www.gazzetta.it
「あれは僕のキャリアで最悪な瞬間のひとつだったね。以前にもあのスタジアムで同じことが起こっていた」
「今回、僕の中で最初に沸き起こったリアクションは、試合を中断させるというものだったよ」
「ただあの時、僕はピッチから立ち去らなかった。試合は行われていたし、自分自身のことだけを考えることはできなかった」
「もしピッチから立ち去るならば、(差別を行っていた)彼らに力を与えることになるし、そのようなことは決して望んでいないと試合後、自分自身に対して言い聞かせていた」
心の奥底からこみ上げてきた怒りを抑えた自身の様子について語ったマテュイディは、改めて差別主義者の行いを非難している。
「僕は彼らをつまみ出さなければならないし、彼らは罰せられなければならない」
「あの試合では20000人ものファンがスタジアムにいたし、全員があのようなこと(人種差別行為)をするわけではない」
「なぜごくわずかな馬鹿げた者たちのために大勢のファンまで処分を下されないといけないのか」
コメント
差別する人間は、自分が幸せじゃないから他人を不幸にさせる行為をする事で自分自身の不幸を否定しようとしてるんですかね。
罰則などで差別を無くそうとする考え方より、人々がより良い生活を送れる政策をした方が、あらゆる犯罪行為は減少すると思います。
現場レベルの人間が一生懸命差別と戦ってるのに、国を動かす人間が何もしないのは馬鹿げてますね。
FIGCはいい加減に対策考えてくれ、サッカーからイタリアの差別問題をなくしていこうよ