止まらないユベントス “横綱相撲”で若いヴィオラを粉砕! リーグ戦無敗をキープ
得点王争いトップに並ぶ追加点
ホームで負けられないフィオレンティーナは後半開始から再三攻め込むも、ビアンコネーロも集中した守りで跳ね返す。
軽率なプレーもあり、流れを渡してしまう展開がつづくも62分、ディバラが後半最初のシュートを放つもブロックされる。
徐々に流れを引き寄せにかかるユベントスは65分、カンセロが得たFKをクリスティアーノが狙うもコースが甘く入り追加点には至らない。
フィオレンティーナに危険な場面を許しつづけるも集中しつづけた69分、カピターノが躍動する。
CKの流れからクアドラードがヘディングでPAにボールを送るとキエッリーニが右足でテクニカルに合わせる。
GKに弾かれるも、クリスティアーノがゴール前に走り込み“アシスト”し、そのままゴールラインを越え追加点奪取に成功する。
キエッリーニにとって2004/05シーズンを過ごした「古巣」へ痛烈な“御礼”となった。
止まらないユベントスは79分、FWマリオ・マンジュキッチのパスがDFの手に当たり、今度はVARなしにPKの判定。
この好機をクリスティアーノが豪快に決め、試合をほぼ決定づける3点目を獲得する。
この直後の80分、マッシミリアーノ・アッレグリはボールを蹴ったとし不用意なイエローカードをもらった背番号「7」を下げ、FWフェデリコ・ベルナルデスキを投入する。
さらに84分、この試合攻守に貢献したクアドラードを下げ、WGドウグラス・コスタを投入し、システムも4-4-2にチェンジする。
ほぼ試合が決した89分、マンジュキッチを下げ、FWモイーズ・キーンを投入。その後は危なげなく試合を終えた。
若いフィオレンティーナに攻め込まれる場面もあったが、ユベントスはイタリア王者らしい“横綱相撲”でこの試合を押し切り、リーグ戦無敗をキープした。
▼試合結果
フィオレンティーナ 0-3 ユベントス
▼得点者
ロドリゴ・ベンタンクール 31’
ジョルジョ・キエッリーニ 69’
クリスティアーノ・ロナウド 79’
著者:Juventus Journal 編集部 山口 努