止まらないユベントス “横綱相撲”で若いヴィオラを粉砕! リーグ戦無敗をキープ
南米コンビの華麗な一発
セリエA第14節フィオレンティーナ戦がスタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、アウェイに乗り込んだユベントスは0-3で勝利を収めた。
因縁の仲でしられる両者の対戦は、ホームのヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)が試合開始から好機を作る。
開始2分、FKの流れからPA外から強烈なシュートを許すなど、その後も押し込まれる展開がつづく。
この日はMFミラレム・ピアニッチを休ませ、MFロドリゴ・ベンタンクールがアンカーに入り、WGファン・クアドラードをCMFに配置する。
ヴィオラ優勢に試合は進むも15分、この試合LSBに入ったジョアン・カンセロのループパスにFWクリスティアーノ・ロナウドが走り込むもここは合わない。
つづく16分、クアドラードが得たFKをFWパウロ・ディバラが狙うも壁に阻まれる。
ホームの後押しを受けるフィオレンティーナは、集中した守りをみせユベントスの攻撃を跳ね返しつづける。
それでも25分、クアドラードとRSBマッティア・デ・シリオが右サイドを崩すとクロスボールがDFの手に当たり、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)へ。
しかし、判定は覆らない。敵地フィレンツェで不穏な空気が漂うも31分、この試合アンカーに入った21歳のウルグアイ代表が流れを変える。
クリアボールを拾うと、ディバラとのワンツーでゴール前に侵入する。クリスティアーノがフリーランニングで空けたスペースを生かし左足一閃、ネットを揺らした。
すぐさま追加点を狙うユベントスは35分、PA外からクリスティアーノが狙うもわずかに左に逸れる。
フィオレンティーナもFWジョバンニ・シメオネ、FWフェデリコ・キエーザを中心に再三チャンスを作りつづける。
しかし、CBジョルジョ・キエッリーニ、CBレオナルド・ボヌッチ、ヴォイチェフ・シュチェスニーの牙城を崩すには至らない。
ユベントスもカンセロ、ディバラがPA外から狙うもヴィオラも集中した守りで凌ぐ。ユベントスがすっかり流れに乗り始める。
すると44分、ペナルティアーク内でFKを獲得。今度はクリスティアーノが狙うもDFに当たり好機を逸して前半は終了する。