「今夏、精神的に大きな飛躍を遂げたと思う」

ビアンコネーリが2度目のビッグイヤーを掲げた1995/96シーズン、ミケーレ・パドヴァーノ氏も優勝メンバーのひとりとして歓喜の夜を味わった。

現役時代、セリエAのほかにプレミアリーグ、リーグ・アンでもプレーしたアタッカンテ（FW）は、通算12のクラブを渡り歩いた苦労人だ。

イタリア紙『TUTTO SPORT』は17日、パドヴァーノ氏にインタビューを実施し、現在のチームへおくったエールを掲載している。

――ユベントスは現在無敗をキープしています。この結果をどのように思いますか？

「たしかに、ビアンコネーリは負けていないね」

「シーズンが開始され、2ヶ月近くが経過したうえで言うのなら、強調すべき点だよ」

「この結果は、チームが正しいスピリットを持ち、困難な局面でも自らを主張する方法を知っている」

「たとえ、リードされても持ち堪えられているということを意味する」

「だが、0-0に終わったミラン戦について言えば、真のプレイメーカーが必要だった」

「つまり、プレーを組み立て、ゲームに少し縦方向の力強さをもたらすチェントロカンピスタ（MF）がね」