【JJパジェッレ】コッパ・イタリア決勝 ユベントス対アタランタ
カンビアーゾ 【7】
大きな才能を秘めた若きイタリアーノ。右のメッザーラとしてピッチに立ち、イン・アウトとポジションを入れ替えながら数々のチャンスを創出。プレーのアイデア、展開力、スペースでのサポートと俯瞰してピッチを観ているものを唸らせた。試合開始早々にすぐにセンスを発揮し、胸トラップからのスルーパスでヴラホヴィッチの先制ゴールをアシスト。さらに後半には、取り消された2-0のゴールに絡むなど、存分に持ち味を出している。
マッケニー【6.5】
右サイドで幅と深さを取り、状況に応じて前線へとボールを運んでチームを前進させた。かつアタランタの左サイドアタックを献身的な走りで抑えるなど、ここ最近のカンピオナートは見られなかったポジティブな驚きを提供している。
ニコルッシ・カヴィーリャ(分までプレー) 【6.5】
出場停止のロカテッリに代わって先発。今季の出場数はそれ程多くないながらも、ユベンティーノとしてポテンシャルの高さを発揮した。常に首を振ってピッチの状況を把握し、的確なポジショニングで相手の攻撃を抑制。攻撃フェーズでも優位な位置を取り中盤を支えている。難しい任務を完遂した。
ラビオ 【6.5】
縦横無尽に動き回り、迫力のあるプレーで攻守にわたってチームを支えた。前線にスペースがあれば相手をいなし攻撃の起点となり、73分のVARで取り消されたヴラホヴィッチのゴールも、彼の仕掛けから始まっている。終盤にはレジスタへシフト。
イリング【6】
チームとして守る時間帯が長かったとはいえ決勝戦という舞台で自信を持ってプレー。カウンター時のスプリントには迫力があり、ドリブル突破はなかなか許してもらえなかったものの敵陣での仕掛けには勇気が感じられた。
キエーザ(70分までプレー) 【6】
スタートから全力疾走でアタランタ守備陣にプレッシャーをかけ、ボールを持てば何かが起きそうなアクションを見せた。64分のカウンター時には一度パスのタイミングを逃したものの、スピードに乗って敵陣を駆け抜けヴラホヴィッチの決定機に繋げている。