【JJパジェッレ】コッパ・イタリア決勝 ユベントス対アタランタ
2024/05/18
MOM:ヴラホヴィッチ(81分までプレー) 【7.5】
ストライカーとして勝負強さを証明。試合開始早々にDFラインの裏を取り、背後から追い掛けてきたヒエンを上手く体でブロックしながら右足で値千金の一発を決めた。その後もボックス内で気迫溢れるプレーを見せ、後半には“ミリ単位”の判定でオフサイドとなったもののドッピエッタにも近づいている。この日の背番号9は、ファイナルを待ち侘びていた「役者」だった。
ペリン 【6.5】
彼にとっての舞台、コッパ・イタリア決勝で安定感のあるパフォーマンスを披露。ピッチに出ても常に準備を怠らず、ハイボールの処理はもちろん、ほとんど枠内シュートが飛んでこなかった中でも、後半ATのエデルソンの鋭いシュートにはしっかりと反応した。ポストも味方に付けている。
ガッティ 【6.5】
ガッツ溢れるプレーで守備だけでなく攻撃にも貢献。マッケニーやカンビアーザをサポートするだけでなく、9分のCKではヘディングでゴールにも近づいている。アタランタ攻撃陣をしぶとくマークし、44分にはパシャリッチのボックス内でのシュートに立ち塞がった。
ブレーメル 【7】
向かう所敵なし。アタランタの攻撃陣を相手に地上戦・空中戦ともに完全勝利。アグレッシブさと頭脳でゴール前に“鉄壁”の守備を築き、ルックマンやトゥーレのシュートにも最後まで身を投げ出してコースを切った。無失点の立役者だ。
ダニーロ 【7】
カピターノとして決勝のピッチに立ち、集中力を最後まで維持して締めるべきところを締めた。守備における味方のカバーリングでは明晰な判断ができており、必要なときにはハイプレスを敢行してチャンスに繋げている。時間の使い方も“百戦錬磨”のベテランだった。