スポーツ司法に詳しい弁護士、司法取引をおこなったユベントスに言及「勝者はいないが…」
2023/06/02
「スポーツ裁判は抜本的な改革を必要としている」
現地時間30日、ユベントスが近年におこなったとされる一連の不正会計問題に関するスポーツ裁判が、ようやく幕を閉じた。
まずは同日、FIGC(イタリアフットボール連盟)の連邦控訴裁判所が、キャピタルゲイン訴訟で下した10ポイントの減点処分に関する判決理由を公表。
そこで、同連邦控裁は、この処分は「同件に関与した4人のクラブ幹部に科された刑の重さに基づいて決定された量刑である」とし…
ファビオ・パラーティチ前CFO(チーフ・フットボール・オフィサー)が30カ月の活動禁止処分を受けていることから4ポイントの減点。
同じく、24カ月の活動禁止処分中のアンドレア・アニェッリ前会長がクラブの前法的代表者であり、前取締役会の議長であったことを考慮し、3ポイントの減点。
マウリツィオ・アリバベーネ前CEOが24カ月の活動禁止処分を受けていることから2ポイントの減点。
フェデリコ・ケルビーニFD(フットボールディレクター)が16カ月の活動禁止処分中であることから1ポイント減点し、クラブに計10ポイントの減点処分を下した理由を説明した。
また、同連邦控裁は、前回の15ポイントの減点から10ポイントの減点へと減刑した理由も説明。
コメント
司法取引してひとまず落ち着きを取り戻すことに成功したわけだが…やるなら全クラブ対象に調査しないと不公平だろう。選手の取引のことでなぜユベントスだけが調べられて他クラブは知らん顔なんだ?イタリア全体が腐ってる。
イタリア代表から卒業する頃合い