スポーツ司法に詳しい弁護士、司法取引をおこなったユベントスに言及「勝者はいないが…」
2023/06/02
「ユベントスの弁護側の勝利かどうかということに関してだが、原則として『司法取引には勝者がいない』ことを前提としている」
「もちろん、更なる勝ち点の減点を回避し、経済的な処分のみで抑えることができたのは、客観的に見て重要な結果だよ」
このように口を開いたスパッローネ弁護士は、ビアンコネーリが申し出た司法取引について説明した。
「当事者とFIGCの連邦検察官がスポーツ法規第127条で言及されている代替手続きを選択したことは、今日公開された文書に書かれているよ」
「第127条とは、すなわち、『自分たちの罪を認めずに行う』司法取引のことだ。そのため、他と違いがはっきりしている」
「この場合、連邦裁での最初の公判までに行われる司法取引のことを指し、被告は減刑を求めて連邦検察官と合意することが可能だ」
「そして、処分は通常の手続きをする場合に想定される求刑の3分の1まで軽減される」
「また、事実上の背景の正確さと合意された処分の適正さを評価した連邦裁がそれを承認し、そして、彼らの決断に従うものとする合意を前提としているものだ」
「一方で、第128条は司法取引にはならない」
コメント
司法取引してひとまず落ち着きを取り戻すことに成功したわけだが…やるなら全クラブ対象に調査しないと不公平だろう。選手の取引のことでなぜユベントスだけが調べられて他クラブは知らん顔なんだ?イタリア全体が腐ってる。
イタリア代表から卒業する頃合い