【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第16節 クレモネーゼ対ユベントス
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
後半ATに値千金のミリク弾が炸裂! 土壇場の勝ち点3獲得で首位ナポリを追走
セリエAの第16節が現地時間4日に行われ、ユベントスは敵地でクレモネーゼと対戦。
終盤まで拮抗した試合展開となったが、後半アディショナルタイムにFWアルカディウシュ・ミリクが直接FKを沈め、ビアンコネーリが1-0で勝利を掴んだ。
シーズン中断期間前まで6連勝と好調をキープしていた3位のユベントス。
今節はワントップにミリクを配置し、その後方を18歳のMFファビオ・ミレッティ、さらにニコロ・ファジョーリやマティアス・ソウレら若手を起用した布陣でスタートした。
しかし、ホームチームの徹底された守備に苦戦。中盤を攻略されなかなか前線でチャンスを作ることができない。
そんな中で迎えた89分。途中交代で入ったフランス代表のMFアドリアン・ラビオが敵陣中央で突破をはかり、DFのファウルを誘ってFKを獲得。
ミリクがこの絶好のチャンスを活かし、試合終了目前に決勝点を上げた。
土壇場で勝ち点3をものにしたビアンコネーリは、これで無失点の7連勝。首位のナポリと2位のミランを追走している。
【試合結果】
クレモネーゼ 0-1 ユベントス
【得点者】
90’+1’ ミリク
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
最後の最後に勝ち点3を奪取。ただし手放しで褒められる試合では決してなかった。素早いプレスではめに来たクレモネーゼの守備に苦戦。ピンチに繋がるミスも多く、ゴールポストやシュチェスニーにも助けられた。無失点で連勝は継続したが、「終わり良ければ全てよし」とは言えない。イタリア語で紹介したいところ長いので割愛するが、“勝って兜の緒を締めよ”だ。
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コメント
ずっとファンからも批判にされていたマッケニーですが、今節はなかなか奮闘していましたね。
守備面では全力で戻って斜め後方からのスライディングで中盤の底付近でボールを奪取するなど印象的でした。
攻撃面も正確なサイドチェンジのボールも何度か蹴っていた。
ただやはり課題はFWとの連携というかあのポジションでありながらFWへのボール供給が相変わらずの課題ですし、パフォーマンスの安定が必要。
恐らく移籍なんでしょうけど