【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第8節 ユベントス対ボローニャ
マッケニー(60分までプレー) 【6.5】
中断期間中に日本代表とも対戦したこのアメリカーノは、セリエAへと舞台を戻し、持ち前のアグレッブさでチームに躍動感を与えた。日本戦で見せたパフォーマンス以上に溌剌とした動きで相手を翻弄し、自らヘディングシュートを放ち、59分には正確なクロスでヴラホヴィッチへのアシストも記録した。あとは継続性、「Avanti cosi!(この調子で!)」。
ロカテッリ(77分までプレー) 【7】
彼の不在がチームに与える影響は大きい。そのことがより明確になった試合だろう。負傷から復帰したロカは、ピッチ中央でチームのリスクを取り除き、攻撃時にはあらゆるポジションで味方をサポートしてボールを展開し続けた。シンプルかつ相手を揺さぶるパス、その重要性を彼は知っている。
ラビオ(77分までプレー) 【6】
万全のコンディションとは言えないまでも、守備フェーズでインテンシティの高さを示し、何度もボローニャの攻撃を寸断していた。ただキープ力がある分、判断が遅くなったところを突かれてボールを失うこともしばしば。復帰戦としては及第点で、あとは時間が解決してくれるだろう。
コスティッチ(60分までプレー) 【7】
ボスニアの同胞ヴラホヴィッチからのパスを受け、ボックス内の左、角度のないところから狙い澄ましたゴールを右隅へと決めた。勝利が必要なチームの先制弾であり、ユベントスでの初ゴール。プレーする環境を変えた時には適応に少なからず時間を要するが、これまでくすぶっていた彼の進撃はここからだ。
ミリク(81分までプレー) 【7】
前節、不用意な形で出場停止となっていた背番号「14」は意欲に満ちていた。前線で献身的に振る舞い、先制時にはカウンターのきっかけとなるプレスを仕掛け、自身でも果敢にゴールも狙った。2度チャンスは逃したものの、3度目に訪れた好機はきっちりものに。鮮やかな左足ボレーで、勝利を決定づける3点目を上げている。