【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第8節 ユベントス対ボローニャ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
攻撃陣が爆発! コスティッチの初得点含む3発でボローニャに快勝
現地時間2日にセリエA第8節が行われ、ユベントスはホームでボローニャと対戦。
ビアンコネーリにとって是が非でも勝利が必要な試合は、WGフィリップ・コスティッチを皮切りに、FWのドゥシャン・ヴラホヴィッチとアルカディウシュ・ミリクと攻撃陣がそろい踏みでゴールを上げ、3-0で試合を制した。
序盤からゲームを支配して攻勢をかけるユベントスは、24分にカウンターから幸先よく先制点をものにする。
自陣の高い位置でボールを奪うとすぐにカウンターを発動。ヴラホヴィッチがボールを運びバイタルエリアへと侵入し、最後は左から追走してきたコスティッチへラストパスを送る。
ボールを受けた背番号「17」は、縦への仕掛けから瞬時に左足を振り抜きゴール右隅へと決め切った。
1つのリードを持って試合を折り返したビアンコネーリは59分、さらに相手のCKをしのいだ後のカウンターから追加点を得る。
縦に速い展開で右サイドを攻め上がると、MFウェストン・マッケニーの折り返しを、大外で待ち構えていたヴラホヴィッチがヘディングで2点目をゲット。
さらに直後の62分には、この日再三ゴールを狙っていたミリクが、ペナルティエリア内で豪快に左足を振り抜きダメ押しとなる3点目をゴールに突き刺した。
その後もホームチームが優位に試合を進め、無失点のまま試合を終えた。
勝利から遠ざかっていたユベントスだが、中断期間明けの大事な試合で完璧な勝利を掴み、ミッドウィークに行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)マッカビ・ハイファ戦へきっちりと弾みをつけている。
【試合結果】
ユベントス 3-0 ボローニャ
【得点者】
24’ コスティッチ
59’ ヴラオヴィッチ
62’ ミリク
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【7】
不調に喘いでいたビアンコネーリはどこへ? ボールを失った後の素早いトランジション、カウンターに入ったときの攻め上がりと的確なプレー選択。見違えるほどのチームがここにいた。2つのカウンターを成立させ、勝利を確実なものにする3点目もゲット。「魔の9月」を払拭するには十分な、「Bella partita(美しい試合の意)」だった。
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