【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第8節 ユベントス対ボローニャ
MOM:ヴラホヴィッチ 【7.5】
ユベントスの“新エース”がついに復活! 前半にコスティッチへのアシストで口火を切ると、後半にはマッケニーのクロスボールを大外で待ち構え、頭で合わせて本人待望の“復活弾”を上げた。その後はドッピエッタのチャンスこそ逃したものの、体を張りながらの献身的なプレーでチームに貢献。自身の4試合ぶりのゴールで勝利を掴んでいる。
シュチェスニー 【6】
足首の怪我から復帰。ビルドアップ時に相手のプレッシャーを受けて中途半端なボールを蹴るシーンもあったが、唯一の枠内シュートは問題なくセーブ。カンピオナート4試合ぶりの先発は何とも穏やかな90分間だった。
ダニーロ 【6.5】
前半終了間際には体力的にパフォーマンスが落ちた印象もあったが、後半に入るとその不安は杞憂に終わった。右SBとして積極的にポジションを上げ、相手にプレッシャーを掛けるとともに攻撃に参加。落ち着いてチームのパス回しに加わり敵陣バイタルエリアにも侵入している。
ブレーメル 【6.5】
ボローニャがほとんどチャンスを作り出せなかったのは、彼の守備面での貢献度の高さにある。そう言っても過言ではないだろう。相手のFWアルナウトヴィッチを手玉に取り、スルーパスやクロスボールに対しても先陣を切って抑えている。ボヌッチのミスも後方でしっかりカバーし、不安はなかった。
ボヌッチ 【6】
度々、コントロールミスやロングボールへの対応など周囲を不安にさせるシーンはあったものの、最終ラインからゲームを組み立てるプレーは健在。左右への展開力や的確な縦パスは、モンツァ戦のチームに欠けていたものだ。また3-0となったシーンでは、恐らく意図していない“スルーパス”で相手を翻弄している。
A・サンドロ 【6.5】
チームがバランスを保ったことで守備における負担は少なかった。攻撃時には果敢に高いポジションを取り、左サイドの攻撃に厚みを加えている。さらに、コスティッチがベンチに下がって以降は彼の時間が到来。幅と深さを取って相手を押し込み、88分にはボックス内でゴール間近のボレーシュートを放っている。