ラウドルップ「メッシとディバラ? 比較するのはやめよう」
2018/01/19
CalcioMercato.com
「ディバラは真の才能だ」
ユベントス、バルセロナ双方でプレーしたことのあるミカエル・ラウドルップ氏はFWパウロ・ディバラとFWリオネル・メッシとの比較を好ましく思っていない。18日、カタールのスポーツ専門局『beIN Sports』が伝えている。
ラウドルップ氏は、「ディバラは真の才能だ」と認め、メッシとの比較に「彼がアルゼンチン人だけだからだと思う」と両選手を比較することをやめるよう人々に呼びかけている。
デンマーク史上最高のサッカー選手に選出されたラウドルップは、誰もがいつの世も“新参者”と最高の選手を比較することは不公平であり、不毛だと考えているようだ。
「メッシもディバラも左利きだし、小柄だ。動きも似ている。しかし、私は誰かとメッシを比べてメッシに利益があるとは思わない。なぜなら、ディバラはメッシではないからだ。ディバラは非常に才能のある選手だが、メッシではない」
「ディバラはたしかに次のメッシになる可能性があるよ。だが別の選手だ。いや、私は次のメッシを見ることはないだろう。次のメッシを待つ必要があるか? 私の生涯で次のメッシを見ることはできない」と、ラウドルップ氏にとって選手の比較は不毛の議論だと訴えた。
ユベントスの2回目の世界一に貢献し、バルセロナで欧州初制覇に貢献した過去をもつラウドルップ氏にとって、いつの世も世間を渦巻く雑音を打ち消すことは“後輩たち”を守ることの一つなのかもしれない。
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