イタリアサッカー界史上初の6連覇達成!
ユベントスがカルチョに金字塔を打ち立てる
セリエA第37節クロトーネ戦がユベントス・スタジアムで行われ、3-0でホームのユベントスが勝利した。この結果、ユベントスが通算35回目(正式33回目)のリーグ制覇を達成した。
イタリアサッカー界史上初の6連覇に王手をかけるユベントスは、ベストメンバーの4-2-3-1のシステムで終盤に足踏みしたスクデット争いに終止符を打ちにかかる。
対するクロトーネは開幕から“連敗街道”を突き進み、セリエAの洗礼を浴びつづけたものの第30節以降負けなしの成績を積みかさね、最下位を脱し現在18位。16位のジェノアと勝ち点差「2」で残留に一縷(いちる)の望みをつないでいた。
しかし13分、FWマリオ・マンジュキッチがクロトーネの望みを断ち切るゴールをもたらす。FWフアン・クアドラードが右サイドからグランダーの鋭いクロスを送るとニアサイドでFWゴンサロ・イグアインが潰れ、ファーサイドに詰めていたクロアチア代表がネットを揺らし先制に成功する。
その後も攻勢を強めるユベントスだったが得点が奪えない。追加点を奪い、試合を終わらせたいユベントス。その期待に若きエースが見事に応える。39分、FWパウロ・ディバラが得意の左45度の角度で得たFKを直接ネットに突き刺し、試合をほぼ決めてしまう。
後半に入り、少しトーンダウンした両者だったが試合を終わらせたいユベントスは70分、クアドラードを下げDFアンドレア・バルザーリを投入し3-4-2-1にシステム変更をし、試合を終わらせにかかる。
つづく74分、MFクラウディオ・マルキージオを下げMFマリオ・レミナを投入。このまま試合終了かと思われた83分、ディバラのCKをDFアレックス・サンドロがヘディングシュートを突き刺し3-0とする。
直後の84分、MFミラレム・ピアニッチを下げMFトマス・リンコンを投入。本格的な守備固めに入る。スタンドにビアンコネロの旗がはためき、試合終了の笛が今シーズンも無敗で終えたユベントス・スタジアムに響き渡る。
この瞬間、ユベントスが前人未到となるセリエA6連覇達成を告げるものとなった。近い未来も、遠い未来も誰も想像はできない。だが、この金字塔はこれから語り継がれる偉業であり、揺るがないものになるだろう。
コッパ・イタリア3連覇、セリエA6連覇。どちらもイタリアサッカー界史上初の偉業である。新たなイタリア王者となったユベントスはこの日だけはお祝いをし、その後、ふたたび獲物を狙う鋭い視線に戻るはずだ。
その視線の先は、欧州チャンピオンズリーグ決勝戦が行われるカーディフへと向いているはずだ。
著者/Juventus Journal 編集部 山口 努
コメント
起きれなくて優勝決定戦見れなかった。。。
でも、優勝はほんとに嬉しい♪
あとはビッグイヤーですね。
なにはともあれ、まずは二冠おめでとう!フォルツァユーベ!
アッレグリ、クアドラにスプレーかけられて頭真っ白だったね 笑
あとはCLだけだ
チーム全員で勝ち取った優勝、3年連続の国内2冠達成。
もう言うことなし!
おめでとう、ユヴェントス。
2冠めでたい!
怪我もなく3点目も取れたので理想的な試合でした
嬉しい反面少し冷静なのはCL決勝があるからでしょうね
期待します(>人<;)
いい優勝セレモニーでした。みんながんばった!