前人未到となるコッパ・イタリア3連覇を達成!
好調ラツィオに完勝
コッパ・イタリア決勝戦、ユベントス対ラツィオがスタディオ・オリンピコで行われ、2−0でユベントスが勝利。同大会初となる3連覇を達成した。
セリエA36節、決勝戦の地でローマに1−3の完敗を喫しているユベントスにとって、いち早く敗戦の悪いイメージを拭いたかったはずだ。だが、6分にケイタにドリブル突破を許す。放たれたシュートはポストを叩き、不安な立ち上がりをみせる。
しかし7分にFWゴンサロ・イグアインがミドルレンジから鋭いシュートを放ち、チームに活力をもたらせる。シモーネ・インザーギ監督の下、現在リーグ4位につけ復活を遂げつつあるラツィオはユベントスに自由を与えない。
両者イージーなミスが目立つものの、先にネットを揺らしたのはユベントスだった。12分、前線に残っていたDFダニエウ・アウヴェスにDFアレックス・サンドロのクロスが入り、右足で合わせ先制に成功する。
この得点を機に勢いに乗るユベントスは17分、自陣からカウンターで決定機を作る。FWパウロ・ディバラのシュートを一旦はGKが弾き、こぼれ球をアウヴェスが拾う。ゴール前に詰めてきたイグアインに送るが決まらず、決定機を逸する。
FWマルコ・プヤカの長期離脱により攻撃陣をうまくターンオーバーできず、UCL(欧州チャンピオンズリーグ)の大一番を見据えると早く試合を終わらせたいユベントス。24分、試合を決定づける追加点が、すっかり守備の柱となった男によってもたらせる。
サンドロのクロスをDFレオナルド・ボヌッチが合わせ、同大会3連覇を手繰り寄せる2点目を入れる。ラツィオの時折みせる鋭い攻めもUCLモナコ戦以来の先発となるBBC(DFアンドレア・バルザーリ、ボヌッチ、DFジョルジョ・キエッリーニ)が立ち塞がり、前半を終える。
後半に入り、試合を振り出しに戻したいラツィオが攻勢を強めるもののBBCが体を張りつづけ、ゴールを許さない。コッパ・イタリア準決勝2ndレグで致命的なミスをしたGKネトもこの日は鋭い反応をみせ、チームに安心感を与える。
試合終了に近づいた78分、マッシミリアーノ・アッレグリが動く。ディバラを下げMFマリオ・レミナを投入し、逃げ切りを図る。出場停止、怪我、過密日程などが重なったユベントスの交代は、この日はレミナのみだったが、その後はラツィオに決定機を許さずに試合を終えた。
ローマに敗れてから3日後。前人未到となるコッパ・イタリア3連覇を告げるホイッスルがローマに敗れたそのピッチに鳴り響いた。UCLでは勝利したもののリーグ戦では4月23日以来、勝ち星に恵まれなかったユベントスにとって大きな勝利となったはずだ。
夢の3冠達成に、まず“一冠”。この試合、キャプテンを務めたキエッリーニがコッパ・イタリアのカップをローマの夜空に掲げたとき、夢への到達へ一歩近づいたその瞬間だった。
著者/Juventus Journal 編集部 山口 努
コメント
史上初のコッパ・イタリア3連覇達成!
負けたら終わりのカップ戦で3季連続は中々成し遂げられない偉業。20年縁のなかったコッパ優勝をアッレグリ政権で全て獲ってるのは素晴らしい。
ローマ戦で負けて、ラツィオも好調だったから少し心配したけど、立て直してタイトル獲ってくるあたりは流石です。同じオリンピコでも3日前と雲泥の差w
まずは1冠!中2、3日の過密日程もひとまず日曜で最後で怪我人いたり、疲労蓄積も垣間見えるけど踏ん張りどころ。今季ホーム最終戦のクロトーネ戦でスクデット、6連覇決めよう。Forza Juve!!
(祝)コッパ・イタリア3連覇!
次はセリエA6連覇達成へ!
Hurra Juventus !!
3連覇!
次は6連覇の方を達成だ!
まずは一つ。
なによりです!ネト、ありがとう!!
おめでとうー!
でもまだ1冠!
気を緩めずに次で2冠目を!
と思っていても、このニュースを知ってニヤけてしまう幸せな出勤時間でした( ´罒`*)✧”
目指せ三冠
過去最高のドリームチームだ!
絶対三冠。
まず1冠!
次はスクデット!