「ファビオには、試合中に冷静でいることができる重要な才能がある」

先日行われたヴェネツィア戦でトップチーム初先発を果たしたMFファビオ・ミレッティ。

18歳という年齢ながら堂々としたプレーを披露し、2得点の起点となってビアンコネーリの重要な勝利に貢献した。

その若きMFのパフォーマンスに、父親のリヴィオ氏も大喜びしているようだ。

3日、イタリアメディア『Gianlucadimarzio.com』のインタビューに応じた同氏は、「あんなに強い個性を見せたパフォーマンスをするとは予想もしていなかった」

「ピッチに向かう時に全く緊張していないみたいだったね」と口を開くと、試合前日や当日の様子などについて次のように語っている。

「ヴェネツィア戦の前日にファビオと電話で話したんだが、私が『緊張しているか？』と尋ねると、彼は『なぜ、緊張しなきゃいけないの？』」

「『もし、僕がプレーしなきゃならないなら、ピッチに向かうよ』と答えた。彼にとってユベントスで試合に出ることは、友人と庭でカルチョをして遊ぶことと一切変わらないんだ」

「例えば、これから成長していくにつれて彼の中で何かが変わるかもしれないが、そういう彼の感覚については、私には説明できない」

「私は彼が試合に出るたびに興奮するし、ヴェネツィア戦後に応じたインタビューで家族について話しているのを聞いて胸が熱くなった」