ディバラ「ユベントスの“10番”を背負うのは名誉あること。選手になっていなければ…」
2021/12/16
Independent.ie
――もしカルチャトーレになっていなければ、何の仕事をしていたと思いますか?
「それについては僕もいつも自分に問い続けてきたけど、一度も答えが見つかったことがないんだ」
「今では、ピッチ内外での様々な分野の職種について知ったよ。僕の父親はベッティング・ショップを経営していたから、昔は時々そこで彼を手伝っていたんだ」
「だから、もしかすればその仕事をしていたかもしれないね。でも、カルチャトーレになることができてラッキーだったよ」
――君は若い年齢でイタリアにやって来てパレルモでプレーしたけど、当時どういう気持ちでしたか?
「僕にとってとても大きな変化だったよ。さっきも言ったように、それまで僕は、アルゼンチンのセリエBでプレーしていたわけだからね」
「世界で5本の指に入る重要なリーグの1つであるセリエAにやって来ることは、当時の僕にとって立ち向かうことが難しい現実だった」
「当時、僕の家族は僕をかなり助けてくれたし、僕の母親は、今もここで僕の傍にいてくれている」
「パレルモでは人々に快く受け入れられたし、そして、チームメートには南米選手たちがたくさんいて、チームにすぐに馴染めるよう助けてくれたんだ」
「そのため、言語を学ぶことも苦労しなかったし、パレルモで働いていた全ての人々が、マイホームのように感じさせてくれたよ」
「だから、僕を成長させ、一人前の人間にしてくれたパレルモの人々にはとても感謝しているし、僕が今ここにいるのは彼らのおかげでもあると考えているんだ」