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10日間の経過観察を経て再検査…開幕戦にリスク

欧州王者たちがバカンスを終え、トレーニングセンターに続々と集まる中、ユベントスには不運なニュースが届いている。

一足先に休暇を終えてトレーニングに励んでいたフランス代表のMFアドリアン・ラビオが、筋肉の負傷により一定期間チームから離脱することになったようだ。

イタリア紙『TUTTO SPORT』をはじめ複数のメディアが3日、同選手のけがの状況を伝えている。

アリアンツ・スタジアムに隣接された「J|Medical」の入り口は、アッズーリ（イタリア代表の愛称）の選手たちの帰りを待ちわびていたティフォージで沸いた。

しかし、ラビオにとっては、歯がゆい思いをする1日となったかもしれない。

「J|Medical」で行なった検査の結果、左太腿の損傷が見つかり、少なくとも10日間の経過観察を余儀なくされたようだ。

またクラブは、公式サイトにて以下のように同選手のけがを発表している。

「ラビオは、昨日のトレーニング終了時に報告された筋肉の問題により、今朝『J|Medical』で検査を受けたところ、左大腿部の大腿直筋に低度の損傷があることが発覚しました」

「正確な回復期間を判断するために、10日後に再検査を行います」

また『La Gazzetta dello Sport』は同日、「3週間の離脱でカンピオナート開幕戦を欠場するかもしれない」と、そのリスクを伝えた。

チームのメンバーが続々と新シーズンに向けて戻ってくるなか、マッシミリアーノ・アッレグリ新監督にアピールしたいラビオにとっては残念な結果と言えるだろう。

夏のトレーニングは、少なくとも10日間を回復に充てることになるはずだが、しっかりと治してピッチに戻って来る日を待ちたい。